新型肺炎について、何か予防策を取っていますか?
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YES 23% |
N O 77% |
旅行や出張で近く海外へ行く予定はありますか? |
YES 24% |
N O 76%
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今回は、各国で猛威を振るっている新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS、サーズ)について、「予防策をとっているか」「海外に行く予定はあるか」意見を聞きました。
産経Web上で募集したところ、17日までに362人(男性288人、女性60人、性別不明14人)から回答がありました。
寄せられた主な意見は次の通りです。
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北海道、会社員、男性(五四)「中国政府の対応の遅れは致命的。感染源の特定ができなくなってしまった。日本は専門チームなどの編成で対策を急ぐべき」
茨城県、会社員、男性(五八)「世界に未知のウイルスが無数にあることを知った。今までのように乗り越えていくのが人類の使命」
埼玉県、主婦、女性(四三)「初歩的な風邪の予防しかできないが、あまり過剰反応しすぎてもいけないのでは」
東京都、会社員、男性(三二)「これまでの厚労省の対応は『対岸の火事』と思っているようで、生ぬるく、遅い。危機管理がなっていない」
神奈川県、会社員、男性(二八)「治療法が確立していないので不安だが、過剰に反応しすぎるのも問題。まだ空気感染は確認されていないので、海外に行くことがなければ、それほど危険視する必要もないのでは」
愛知県、会社員、女性(二九)「予防には手袋とマスクが効果的では。(国際線の)機内食は、密閉してあつかってほしい」
兵庫県、男性(五二)「人の多い場所には出かけない。もし、日本で流行すれば、ちょっとした別の病気にかかっても医療機関に近づかない。うつされそうだ」
大阪府、女性(三三)「ともかく、一日も早く予防法と原因の解明を願う」
佐賀県、会社員、男性(四四)「生活必需品の大半が中国からの輸入に頼っている今、このまま続けば生活に大きな影響が出てくる。早急な対応策を望む」
宮崎県、無職、男性(六八)「日本の対応は中国に遠慮した体質が改まっていない。徹底した水際作戦で、国内侵入を食い止めたい」
香港在住、会社員、男性(五六)「妻を避難帰国させようと思うが、日本で差別や嫌な思いをしないかが心配。帰国に踏み切れない」
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記者のひと言 「国は有効な予防策や治療法を早く確立し、国民に知らせてほしい」との声が目立ちました。とりあえず、うがい・手洗いといった基本的な習慣を徹底したほうがいいでしょう。(幸)