中国政府による一連の発表は信用できますか?
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YES 5% |
N O 95% |
中国の今回の対応は各国の新型肺炎対策に影響しますか? |
YES 83% |
N O 17%
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今回は、各国で猛威を振るっている新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS、サーズ)について、中国の“患者隠し疑惑”が明らかとなったことを受けて、「中国の発表は信用できるか」「中国の対応が各国の新型肺炎対策に影響するか」意見を聞きました。
産経Web上で募集したところ、24日までに714人(男性582人、女性91人、性別不明41人)から回答がありました。
寄せられた主な意見は次の通りです。
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埼玉県、男性(六三)「香港の小学校に入学する予定だった孫が一時帰国している。日本の小学校に仮入学させようとしても、手続きが難しく困惑している」
東京都、会社員、男性(四〇)「関係者の処分を公表したことは、変化しつつある中国をうかがわせるものと評価する。一方で、世界的に騒がれないと実行しない基本的な体質は、直っていないことも露呈した」
神奈川県、男性(一八)「以前も同じようなことがあり、驚くことではないが、中国は今後、世界を引っ張っていく存在。北京五輪もあるし、変わってほしい」
新潟県、無職、男性(二三)「中国は資本主義化は進んでいるのに、民主化はいっこうに進んでいないことが今回の一件で改めて分かった」
愛知県、会社員、男性(三五)「中国からは大量の食品、衣料品、工業製品が流入している。日本は国を挙げて新型肺炎の侵入に対する方策が必要」
大阪府、会社員、男性(四〇)「国土が広いので正確な患者数が分からないのもやむを得ないが、中国での生産や販売を計画している日本企業への影響が心配」
兵庫県、会社員、女性(二二)「中国政府は、日本への内政干渉ばかり目立つ。そんな暇があれば、もっと自国に目を向けてほしい」
長崎県、無職、女性(七八)「国の衛生に対する基本がなっていない。香港旅行で高層アパートを見て感じたことが現実となった。不衛生で水も飲めなかった」
沖縄県、公務員、男性(二九)「中国の対応を非難した後で、同じことが日本で起きることは勘弁してほしい。どれだけ実効性のある対策が実施できるかが、見せどころだ」
海外在住、女性(六〇)「日本政府は、米国のように中国全土への渡航制限勧告を発令すべきだ」
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記者のひと言 「あの国は新型肺炎以外にも隠されている情報は多く、数値の手直しも自在」との意見が大半でした。まさか、日本で同じ過ちはないでしょうが、政府には適切な対応を望みます。(見)