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産経Webeアンケート
YES? NO? 私も言いたい 集計結果
Question No.18 地震予知は可能か


地震の予知は可能だと思いますか?
YES 31%
N O 69%
あなたは地震の防災対策をしていますか?
YES 31%
N O 69%


 今回は、7月26日に起こった宮城連続地震について「地震の予知は可能か」「あなたは地震の防災対策をしているのか」どうか意見を聞きました。

 産経Web上で募集したところ、7月31日までに500人(男性418人、女性60人、性別不明22人)から回答がありました。

 寄せられた主な意見は次の通りです。

  

 宮城県、男性会社員(四九)「今回の地震のように、発生した後から理屈が出てきて『この地域は危険地域だった』では困る。地震発生の危険性の多寡について知らしめるべきだ。でないと防災対策も立てられない」

 茨城県、主婦(六〇)「仮に予知できたとしても、住民が避難する際に起こるパニックで犠牲者が多く出るのでは? 私としては自然災害は仕方のないこととしてあきらめている」

 埼玉県、男性会社員(二五)「今回、『震度5以上の余震が起こる確率は20%程度』との気象庁のコメントがあった後、震度5以上の地震が三度もあった。20%と300%の差は大きい。現状では地震予知は無理」

 東京都、男性会社員(二五)「予知・予防というよりも、いかに地震と付き合っていくかという発想の方が、自然と共生してきた日本人にふさわしいのでは? 地震は起こるものと認め、対応をいかに万全にしていくか考える方が大切」

 京都府、男性会社員(四二)「全く予知不可能だとは思わない。地域を限定するなど極めて限られた条件の場合のみ予知はある程度可能だ」

 大阪府、男性自営業(三二)「次に家を建てるときは耐震性に特に気を付けたいが、どの程度の地震に対して有効なのか具体的に分からず、比較しようがない。共通指標のようなものを国が定めて明記してほしい」

 兵庫県、男性自営業(五九)「阪神大震災後一カ月くらいは風呂桶(おけ)に水をため、防災用品をリュックサックに入れて玄関に置いていたのだが…。個人も行政も発生後の対策を迅速かつ的確にできるように日ごろの準備を怠るべきでない」

 海外在住、男性(二八)「日本の地震研究は予知の研究に気をとられ過ぎている。できるかできないか分からぬことに金とエネルギーを注がず、もっと基本的な地震のメカニズムまたは防災システムなどをしっかり研究すべきだ」

  

 記者のひと言 3分の2の方は地震予知に極めて懐疑的でした。予知できると答えた方も希望的な色合いが濃かったことを添えておきます。災害へのより現実的な考え方・対策が必要でしょう。(俊)





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