あなたはお盆にふるさとに帰省しますか? |
YES 32% |
N O 68% |
帰省を楽しみにしていますか? |
YES 43% |
N O 57% |
今回はお盆の時期、毎年繰り返される帰省ラッシュについて、「ふるさとに帰省するか」「帰省を楽しみにしているか」聞きました。
14日までに367人(男性304人、女性54人、性別不明9人)から回答がありました。
寄せられた主な意見は次の通りです。
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北海道、男性会社員(二五)「この時期、交通費は割引がほとんどないので、往復運賃だけでかなりの値段になってしまう。もう少し安くならないものか」
東京都、男子大学生(二〇)「暑さに加え異常な混雑で嫌やけど、『あぁ、いよいよ帰省するんやな』としみじみ思う。いつどんなときも、故郷の原点を忘れないようにしたい」
東京都、無職男性(六五)「東京生まれで故郷というものが実感できないが、地方の祭りなどをテレビで見ていると、混雑するにもかかわらず、帰省する者の気持ちが分かる気がする」
神奈川県、女性公務員(四六)「日本の会社の夏季休暇のシステムが月遅れの盆のころに設定してあり、仕事の都合や皆が休むときでないと休みがとりにくい。政府は休暇の取り方を見直すべきだ」
愛知県、無職男性(七九)「純粋に先祖をしのび、故郷の親族との親交を温める帰省の心を大切にする気風は大事にしてほしい。特に、最近の殺伐とした家族関係が横行する状況の下では、重要だと思う」
大阪府、男性会社員(五三)「ラッシュは疲れるため、少しずらして帰省している。でも本当はお盆に帰りたい。会えない人にも会えるし、お盆にこそ、霊を迎え、送ることができる」
兵庫県、主婦(四一)「毎年のことですが、お盆にこだわることはないのでは。仏様に手を合わせることが大事だと思う」
香川県、男性会社員(四六)「皆が同じ目的で移動すると、何となく日本人的一体感を感じてしまう。逆に帰省ラッシュが全くないと、お盆の雰囲気が盛り上がらないのでは」
福岡県、男性会社員(三〇)「多少の混雑はやむを得ないでしょう。今は墓参りをしない人も多いでしょうが、お盆の墓参りの伝統を絶やさないでほしいです」
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記者のひと言 長期休暇を分散して取得できるよう、社会全体で見直しを求める声が目立ちました。お盆に墓参りをする風習が、混雑のため、悪(あ)しきものと思われるのはご先祖様も心外では。(幸)