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産経Webeアンケート
YES? NO? 私も言いたい 集計結果
Question No.23 埼玉知事選、影響どこまで


総選挙への影響はあると思いますか?
YES 56%
N O 44%
今後、非自民系の首長が全国的に増えると思いますか?
YES 78%
N O 22%


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埼玉県知事選で当選確実となり、事務所前で支持者に胴上げされる上田清司氏=31日午後9時20分、朝霞市の上田氏選挙事務所


 8月31日の埼玉県知事選で前民主党衆院議員の上田清司氏が、無所属で初当選したのを受け、「総選挙への影響はあるか」「今後、非自民系の首長が増えるか」意見を聞きました。

 4日午前10時まで募集したところ、456人(男性407人、女性38人、性別不明11人)から回答がありました。寄せられた主な意見は次の通りです。

  

宮城県、男性会社員(二八)「脱官僚は小泉首相も掲げていた。自民だろうが非自民だろうが、その人にどれだけ魅力があるかで決まるのでは」

 埼玉県、主婦(六一)「無党派にとっては政党より、危機感のない旧態依然とした政治を変える実行力ある政治家を望む。党より人物」

 千葉県、主婦(四一)「低投票率だし、脱政党といっても(上田氏には)民主党の支援があった。今後の選挙は小泉首相次第では」

 東京都、男性公務員(三一)「首都圏の住民の多くは地方から流入している。地域の一員としての自覚が足りず、政治に関して雰囲気に流されやすいように思う」

 東京都、自営業男性(五六)「そもそも、『県知事』は必要なのか。東京、埼玉、神奈川をまとめるような首長をつくるべきだ」

 神奈川県、無職男性(三七)「知事選は政党より人柄で選ぶので、総選挙には影響ない。子供のけんかのような党首討論をしている党には政権を任せたくない」

 長野県、男性会社員(四〇)「たまたま不祥事に関係して前知事が辞職したことが今回の結果になった。自民退潮と考えるのは短絡」

 滋賀県、無職男性(七二)「市民派を名乗る非自民系、もしくは自民色の薄い首長が全国的に増える。衆参の選挙にもこの傾向が出てくるだろうが、民主に向かうかは分からない」

 和歌山県、男性公務員(二四)「結局は、聞き心地のよいスローガンを掲げた候補者が選ばれただけ。現実的な政策を前面に出した候補がいなかった」

 徳島県、自営業男性(八三)「地方とは違い国政には防衛、外交、国家予算などの重要事項がある。国政選挙への影響は少ない」

 岡山県、自営業男性(四八)「首都圏の選挙であり、大都市圏以外には影響が少ないのでは。まだ地方では自民党の影響は大きい」

  

 記者のひと言 脱政党を前面に当選する非自民系の首長が相次いで誕生していますが、今回も含め、政党の支援を事実上受けているケースがほとんど。単に票を得るための“無党派”では困ります。有権者の厳しいチェックが必要でしょう。(健)





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