現時点で投票に行きますか? |
YES 97% |
N O 3% |
『マニフェスト』が投票するうえでの判断基準になると思いますか? |
YES 66% |
N O 34% |
今回は、28日に公示、来月9日に行われる総選挙について、「現時点で投票に行くか」「『マニフェスト』が投票する上での判断基準になると思うか」意見をお聞きしました。
16日までに1199人(男性1029人、女性127人、性別無回答43人)から回答がありました。
寄せられた主な意見は次の通りです。
北海道、無職男性(六七)「形の上では二大政党時代の到来を思わせ、より成熟することを期待する。今後は中身が問題。若手中心での政権奪取を目指してほしい」
東京都、男性会社員(二五)「今回はマニフェストという“約款”がある選挙になるので、公約違反を問いやすくなる。信を問うという意味で非常に実感のある選挙になると思う」
千葉県、男性会社員(五〇)「国の行く末を真剣に考えるためにも、投票率が上がってほしい。選挙のために寄り集まった感のある民主党が選挙後もまとまっていけるのか注視したい」
神奈川県、自営業、男性(六三)「いい時期に総選挙がセットされたと思う。世界は大きく動いており、日本の改革も急がねばならない。その意味で“改革推進”を問う選挙として意義がある。二十一世紀の国家像をもち、真の改革を推進できる政治家を選びたい」
愛知県、主婦(五〇)「それぞれ勝手な言い分を羅列したマニフェストでは何の判断基準にもならない。目先のことより、明日の日本を託するに足る人物に投票する」
大阪府、主婦(四二)「マニフェストを掲げても官僚や頭の古い政治家たちの妨害が多すぎ、与野党にかかわりなく実現の可能性は低い。大風呂敷を広げるより、確実に改革できるところから着手すべきだ」
奈良県、男性会社員(三〇)「マニフェスト自体が有権者にはわかりにくい。客観的な意見も乏しく、読者不在の資料となっている。各メディアのわかりやすい論評を期待しています」
宮崎県、男性公務員(五二)「世襲で能力があっても、地元で育っていなければ、やはり気分的にはよその人。まして東京暮らしの人が『地元、地元』といわれても『あなた、違うでしょう』と言いたくなる」
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記者のひと言 マニフェストでは達成時期などが示されているが、政治は獲得議席や社会状況などで変わるもの。一寸先は闇なのだ。だから私は政党の「心意気」と割り切ってみている。(俊)