年賀状を出しますか? |
YES 88 |
N O 12% |
はがきを使わず、電子メールだけで新年のあいさつをしますか? |
YES 8% |
N O 92% |
来年用の年賀状が発売されました。そこで今回は、パソコンや携帯電話の普及とともに電子メールで新年のあいさつをする人が増えていることに関連し、「年賀状を出すか」「はがきを使わず、電子メールで出すか」聞きました。
18日までに509人(男性398人、女性95人、性別不明16人)から回答がありました。
寄せられた主な意見は次の通りです。
山形県、男子高校生(一六)「はがきを書くのは大変。メールのほうが元日の午前零時きっかりに届き、いま思っていることがすぐ伝わる」
栃木県、男性会社員(二四)「メールでは味気ない。一様に効率化が進む時代において、年に一度の年賀状ぐらいは手間をかけてはがきを出してもいい」
千葉県、男性会社員(四二)「三年前より年賀状を出すのをやめ、費用と時間が節約できた。特に人間関係が壊れることもない」
東京都、無職男性(六三)「必要に応じてまたは相手によってメールとはがきを使い分けてはどうか。相手に心がどう伝わるかを考えて出すのが大切だ」
神奈川県、主婦(四五)「日ごろ付き合いのない学生時代の友人らには、はがきで。いつも顔を合わせている方々にはメールで、と使い分けている」
愛知県、男性会社員(六二)「平素の生活ではメールも使っているがやはり、年賀状となると失礼な感じを与えるのでは。これも従来はがきを使用してきた古い習慣から脱却できないだけかもしれないが」
三重県、主婦(六六)「年に一度でも手書きの年賀状は情愛がにじみ、心が通い合う。面倒でもそれぞれの顔を思い浮かべながら書くことが、人を結びつける」
大阪府、自営業、男性(四四)「会社関係や学校など、年が明けて早々に顔を合わす相手に年賀状を出す必要はないと思う」
兵庫県、男性会社員(七〇)「年賀状は日本の伝統ある習慣。頂く方もゆっくりした正月に真心のこもったはがきはうれしいと思う」
沖縄県、男性会社員(五五)「メールで新年のあいさつをしても、はがきで改めて出している。年賀状には特有の親しみやありがたみを感じられるからだ」
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記者のひと言 気持ちが伝わるのは電子メールよりはがき。こう考える人が、まだ多く占めていました。郵政公社は豪華賞品を充実させる以上に、一人ひとりの「心」を届けていることを職員に徹底させ、配達に万全を期してほしいものです。(幸)