あなたは、地上デジタル放送に関心がありますか? |
YES 58% |
N O 42% |
あなたは、地上デジタル放送の意味を理解できますか? |
YES 70% |
N O 30% |
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地上デジタル放送開始記念式典で、カウントダウンする小泉首相(中央)と各局代表者ら=1日午前11時、東京都千代田区のホテル |
今回は、1日からテレビの地上デジタル放送が東京、名古屋、大阪で始まったことを受けて、「地上デジタル放送に関心があるか」「地上デジタル放送の意味を理解できるか」を聞きました。
4日までに404人(男性354人、女性40人、性別不明19人)から回答がありました。寄せられた主な意見は次の通りです。
寄せられた主な意見は次の通りです。
埼玉県、男性(三九)「現時点でどこで見られるのか、おおざっぱな地域が示されているがもっと詳細が知りたい」
千葉県、女性会社員(二九)「去年、大枚はたいて寿命の長い液晶テレビを買った私には詐欺のように思えます。今のテレビでも最低二十年は見られるようにしてほしい」
神奈川県、男性会社員(二九)「デジタル放送に期待しますが、現在は移行するつもりはなし。費用も掛かるし、情報提供、参加型番組といってもどんなものか分からず様子見です」
三重県、主婦(六六)「確かに経済効果はあるでしょうが、年金生活者の私には新しいテレビなど買えません。はやし立てる傾向があらわで嫌気がさしています」
大阪府、男性会社員(三三)「BSのように見たい人がお金を払って見るのであれば問題ないが、テレビの買い替えを強いられるというのであれば、チューナーの貸し出しや政府補助も必要ではないか」
和歌山県、男性公務員(二五)「双方向性の放送では、視聴者も無責任な態度ではいられない。放送局側もより質の高いコンテンツが求められる時代になってきたことを認識すべきだ」
兵庫県、男性会社員(四四)「八年後の買い替え時に、国とメーカーは少なくともアナログ受像機の高価下取りをすべきだと思います」
広島県、無職男性(六六)「テレビ放送開始五十年の節目に、デジタル化のスタートを切ったことは意義のある出来事。日本がIT(情報技術)で世界の最先端を走る一歩です」
長崎県、無職男性(七五)「双方向でいろいろな情報が取り出せるというが、パソコンとインターネットがあれば十分。BSデジタル放送でも、どれだけ双方向が利用されているか疑問だ」
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記者のひと言 地上デジタル放送は始まりましたが、現状のアナログ放送も8年後まで同時並行で放送されます。テレビの買い替えについては、現在使用中のテレビの寿命と相談して、いつの時点で購入するかを見極めることが必要です。(見)