日本政府が韓国や国際社会に、日本海の表記を強く主張しないのは良いか? |
YES 7% |
N O 93% |
領土問題や領海問題にあまり触れない日本の歴史教育に問題があるか? |
YES 97% |
N O 3% |
今回は、在韓日本大使館のホームページなどで、日本海の表記が「東海」となっていたことが分かり、韓国側の主張に乗る形になったことを受けて、「日本政府が韓国や国際社会に対し、日本海の表記を強く主張しないのは良いと思うか」「領土・領海問題にあまり触れない日本の歴史教育に問題があると思うか」を聞きました。
26日までに1165人(男性1008人、女性120人、性別不明37人)から回答がありました。
寄せられた主な意見は次の通りです。
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海外在住、主婦(三四)「国益にそぐわない仕事をする外務官僚に強い不信感を覚える。国際社会で胸を張って主張できるような日本になることを祈っている」
東京都、男子高校生(一七)「韓国は証拠がろくにないのに自分の言い分を通そうとしている。『日本』という名がついていることが気に食わないのだろう」
大阪府、男性会社員(二六)「日本の常識とは異なり、国際社会での沈黙は相手の主張を認めたことになり得ることを認識すべきだ」
神奈川県、男子専門学校生(二五)「国際水路機関(IHO)などの国際機関に積極的に働きかけて、日本海のみが正式に国際的に認められた表記であることを訴えなければならない」
兵庫県、女子大学生(二二)「歴史教育では、根拠のないことをまことしやかに教えられるよりも、根拠のある事実をきちんと教えるべき。国家や領土問題の事柄についても同様に思う」
兵庫県、男性(五四)「子供のころ、竹島を含めた李承晩ライン(一九五三年設定)について習い、クラスで議論になった。学校で、日韓の問題が正しく教えられているのだろうか」
東京都、男性会社員(四九)「韓国が自国で『東海』と表現することは自由。しかしそれを国際社会に押し付けるのはどうだろうか」
京都府、女性(四七)「韓国が彼らの論拠にのっとって東海を主張しても不当といえない。領土・領海の境界地域の帰属は常に曖昧(あいまい)だからだ。日韓双方は主張ばかりせず、現実的な話し合いをもったらいいと思う」
東京都、男性会社員(四三)「サッカーのワールドカップ以来、両国の相互交流が促進されているので、日本海と東海を併記すればいいのではないか」
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記者のひと言 政府はいつまで弱腰の謝罪外交を続けていくのか。今回のご意見の大半も政府の対応に大きな不満を述べており、外務省や国会議員たちもこの声に耳を傾けてほしいと思います。(見)