鶏の大量死を通報しなかった養鶏業者にモラルはあったと思いますか? |
YES 4% |
N O 96% |
国や地方自治体の業者に対する監視体制は十分だったと思いますか? |
YES 12 |
N O 88% |
今回は、鳥インフルエンザ感染による鶏の大量死を通報しなかった京都府内の養鶏業者のモラルの有無や国・地方自治体の養鶏業者などに対する監視体制が十分だったかについて意見を聞きました。
4日までに485人(男性398人、女性66人、性別不明21人)から回答がありました。
寄せられた主な意見は次の通りです。
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北海道、男性公務員(三五)「養鶏業者は罪を自覚しても刑罰が著しく軽いため、自分の商売のことばかり考える傾向があるのでは」
青森県、自営業、男性(六〇)「一業者の自己中心的な判断で鳥インフルエンザ感染問題が全国規模で拡大した責任は重大。法的に厳しい規制が早急に求められている」
茨城県、女性会社員(二四)「国や地方自治体から処分後の補償が明確に提示されていれば、業者もモラルを犯してまで危険な道を選ばなかったのではないか。牛肉や鯉など安全性の問題で廃業に追い込まれる業者や生産者だけが一方的に悪いとは思えない」
東京都、無職男性(六八)「この業者は補償を自主的に辞退すべきだ。それがせめてもの国民に対する謝罪だ」
静岡県、男性会社員(四八)「業者のモラルのなさに驚きました。京都府の対応も他人事としかいいようがなく、リストラのない公務員には危機意識がありません」
大阪府、男性会社員(三一)「一番迷惑を被っているのはまともな同業者だと思うと余計に腹が立つ。今回の業者に税金から補償金を支給されることは絶対にあってはならない」
奈良県、主婦(五九)「業者も行政も信じられない今、自己責任の意識をもって一人ひとりが賢くなるしか防衛策はないと痛感した」
鳥取県、自営業、男性(四八)「養鶏業の厳しさも知ってほしい。毎度のことだが、報道のトーンが一方向になってしまうのは問題」
徳島県、男性会社員(五五)「いまだに業者や地方自治体などの対応に不手際が相次いでいる。隠蔽(いんぺい)体質にはもっと厳罰で対処すべき」
大分県、男子高校生(一八)「行政には徹底した管理を行ってほしい。食は一番大切なものだから、産地詐称などを行う業者にも厳しい処分をしてほしい」
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記者のひと言 鳥インフルエンザの相次ぐ発生は人間が家畜を人工的に大量飼育してきたことへの反動ではないかとすら思えます。「安全な食」とは何かを問い直すべきかもしれません。(二)