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産経Webeアンケート
YES? NO? 私も言いたい 集計結果

Question No.57 公務員のお手盛り退職金

退職時特別昇給廃止を決めた自治体を見習い、ほかの自治体も廃止すべきか?
YES 93%
N O 7%
この不況下で、各自治体は率先して経費や人件費の削減を図るべきか?
YES 79%
N O 21%


 今回は、公務員の定年退職時に、基本給のランクを引き上げて退職金を増額してきた「退職時特別昇給制度」を取り上げました。香川県と東京都が廃止し、大阪府など4府県が廃止を決める中で、「ほかの自治体も廃止すべきか」「自治体は率先して経費や人件費の削減を図るべきか」について聞きました。
 
 13日までに322人(男性287人、女性35人)から回答がありました。

 寄せられた主な意見は次の通りです。

  

 東京都、無職女性(五一)「小泉純一郎首相も構造改革ばかり唱えるのではなく、公務員の報酬や処遇などにも大いにメスを入れるべきではないのか」

 神奈川県、男子大学生(一九)「お手盛り退職金廃止には賛成だが、ほかの経費の削減まで広げてほしくない。骨と皮ばかりの組織になってしまうと大災害時にどうにもならなくなってしまうからだ」

 秋田県、無職男性(六九)「退職金の特別昇給制度は役人と、役人を集票と金作りに利用してきた政治家との癒着の産物ではないのか」

 岐阜県、男性会社員(三四)「退職時の増額をやめても、退職間際の定期昇給で同様のことが行われそうで心配だ」

 海外在住、男性会社員(三九)「役所は経費削減に励み、浮いた分は国民の納税額に応じて返還すべきだ」

 神奈川県、男性会社員(三一)「公務員はコスト意識が低く、税金の無駄遣いが多すぎる。憲法に定められているように、『公務員は全体の奉仕者』でなくてはならないのに、身内の利益に固執している」

 北海道、男性公務員(三五)「公務員にも民間のように能力給の普及を徹底してほしい」

 埼玉県、自営業、男性(五三)「不景気な時代なのに公務員は恵まれている。公務員の高すぎる退職金や給与も時代に合わせるべきだ」

 和歌山県、男性公務員(二五)「現実には公務員より民間の方が給与面でも待遇でも恵まれている。ごく一部の公務員を見て、全体を批判するのは愚の骨頂だと思う」

 神奈川県、男性会社員(二七)「不況になると公務員を目のかたきにするがどうかと思う。お手盛りも真面目に低賃金で頑張った人には許してもいいのでは」

  

 記者のひと言 不況のいまだからこそ、公務員の意識改革が求められています。「もらって当然」ではなく、国民の税金が退職金や給与の源泉になっていることを忘れないでほしいと思います。(見)





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