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Question No.59 小泉再訪朝の課題

拉致被害者の家族5人の帰国で、拉致問題は一応のめどがついたか?
YES 9%
N O 91%
小泉首相が食糧・医薬品の支援を表明したことはタイミング的に適切か?
YES  21%
N O 79%


 今回は「小泉首相の再訪朝の課題」に焦点を当て、「拉致被害者の家族五人の帰国で拉致問題は一応のめどがついたか」「小泉首相が食糧・医薬品の支援を表明したことはタイミング的に適切だったか」について聞きました。
 
 27日までに1525人(男性1225人、女性300人)から回答がありました。寄せられた主な意見は次の通りです。

 寄せられた主な意見は次の通りです。

  

 兵庫県、女子高校生(一七)「今回の訪朝は大きな前進だと思う。この問題は長い目で見ていくべきで急ぎすぎてはいけない。家族会の人たちの気持ちはわからなくもないが、(小泉首相を)批判しすぎだ」

 神奈川県、男性会社員(三五)「通常の外交では落第点だが、外務省の交渉能力などを考慮すると、この程度の妥協でやむを得ない」

 青森県、男性公務員(四〇)「再訪朝があって家族が帰ってこれたのだから、やはり小泉首相のおかげ」

 東京都、無職男性(六〇)「家族会など関係者で、今回の結果はどうであれ、小泉首相に『ご苦労様』の気持ちを持つ人が少なかったのが寂しい」

 大阪府、無職男性(六五)「まずは成功、小泉首相の勇気をたたえるべきだ。家族会などが騒ぎ立てているが、最初から完璧(かんぺき)ということはない」

 滋賀県、男性(八二)「安否不明者の再調査を約束させたことは前進。無意味な援助を繰り返した過去の政治家に比べれば立派」

 静岡県、自営業、男性(五六)「五人を取り戻したのは大きな成果。しかし、北朝鮮への経済制裁措置発動という切り札を捨ててしまったのは拙速」

 鳥取県、男子中学生(一四)「北朝鮮への支援を決めたことはかなり疑問。小泉首相は格好ばかりつけ、中身の伴わない行動が多い」

 京都府、自営業、男性(二八)「大失敗だ。拉致被害者の家族を支援で買い戻したに等しい。経済制裁で締め上げた方がよっぽど効果があるだろう」

 滋賀県、男性会社員(三三)「八人の家族を帰国させることができれば、世論の支持を得られると考えていたのだろうが、そのもくろみは外れた」

 東京都、男性(三五)「もっと考えて交渉しなければ足元を見られるだけ。小泉首相に期待しても拉致問題は解決しない」

  

 記者のひと言 拉致問題の解決なしに国交正常化はあり得ないというのが日本側の大原則。経済危機にひんする北朝鮮。今度は相手の足元をみて強い姿勢で交渉に臨んでほしいと思います。(英)





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