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産経Webeアンケート
YES? NO? 私も言いたい 集計結果

Question No.61 小6同級生殺害事件の背景

インターネットを子供だけで使用するのに何らかの規制をした方がいいか?
YES 60%
N O 40%
子供たちに命の大切さを教える教育が欠けていると思うか?
YES  80%
N O 20%


 今回は、長崎県佐世保市で起きた小6同級生殺害事件の背景について、「子供によるインターネットの使用に規制が必要か」「子供たちに命の大切さを教える教育が欠けているか」について聞きました。
 
 10日までに831人(男性628人、女性203人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。

 寄せられた主な意見は次の通りです。

  

 大阪府、男子小学生(一〇)「友達を殺した女子生徒は、命や友達の大切さを知らないのだなと思った。テレビゲームやマンガなどで、かんたんに人を殺す場面が多いことが子供の犯罪の原因だと思う」

 東京都、女子中学生(一三)「パソコンの機械的で均一にそろった文字では、心の中の本当に言いたいことが伝わらない。メールやチャットは手紙より早く届くので即答しなければならず、相手の気持ちを考える余裕がないのかもしれない」

 埼玉県、女子大学生(一九)「加害者の少女は家族との対話が少なかったのではないか。テレビゲームが命の軽視と結び付くとは思わないが、親はゲームの使用制限をしてでも、子との対話を増やすべきだ」

 神奈川県、男性会社員(二五)「日本の社会環境の影響が大だ。暴力やセックスがあふれるテレビゲームやメディアを次から次へと作り出した大人の無感覚、無責任さが、こうした児童を生んだのではないか」

 東京都、無職男性(三六)「少女なら、虫や小動物を殺すのにも躊躇(ちゆうちよ)するものだろう。血が大量に出る大きさの動物を殺すとなるとハードルが高くなるはず。それより高いハードルを超えたわけを知りたい」

 愛知県、主婦(四三)「インターネットの小学生の使用は規制対象にすべきだ。パソコン教育を行う以上、教師にも自覚が必要だ」

 兵庫県、男性会社員(五九)「インターネットと携帯電話は社会経験が不足する児童には有害かつ不必要なものだ。子供にはこうした機器の便利さより、生活するうえでの不便さをあえて経験させるべきだ」

 群馬県、無職男性(六四)「給食時間に二人の児童が教室からいなくなっていたことに担任教師はなぜ気づかなかったのか。その理由を知りたい」

 海外在住、無職女性(七六)「家族全員がそろい、自分たちのことを語れる場を設ける必要がある」

  

 記者のひと言 子供たちも社会の構成員です。社会が汚れ、すさめば、その影響を受けることでしょう。親や学校ばかりを批判せず、そうした社会的な背景を考えることも大切と思います。(俊)





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