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VOL.68
NHKの制作費着服問題
Q 受信料は適切に使われていると思いますか?
YES   9%
N O 91%
Q NHKのチェック体制は十分だと思いますか?
YES   4%
N O 96%
NHKのチーフプロデューサーが番組制作費を着服、懲戒免職処分になりました。今回は「NHKの受信料が適切に使われているか」「チェック体制は十分と思うか」を聞きました。
29日までに518人(男性442人、女性76人)から回答がありました。寄せられた主な意見は次の通りです。
私も言いたい
滋賀県、男子大学生(20)「NHKの番組に視聴率を意識したと思われる低質な番組が増加してきたと感じる。受信料を徴収し、視聴率にとらわれずに放送できる唯一の放送局なので、公共放送の義務を肝に銘じるべきだ」

埼玉県、男性公務員(26)「今回の問題は残念だが、すべての番組制作の姿勢などが否定されるべきではない。質の高い番組も多い」

東京都、自営業男性(28)「最近の番組構成に疑問を感じる。一部のタレントや海外ドラマを異常に持ち上げ、視聴者に押しつけているように見える」

東京都、男性会社員(30)「近年のNHKは営利を追求しすぎると思う。技術や番組などの宣伝をニュース枠で放送したり、受信料で制作した番組を高値で販売する始末。これが公共放送のやることか」

東京都、男性会社員(31)「事実を隠蔽(いんぺい)しようとしたNHKの体質こそ問題。会長以下の処分は甘過ぎる印象があり、より厳正な処分が必要だ。横領した金の返還や事実の徹底解明がなされない限り、受信料支払いを拒否したい」

埼玉県、男性会社員(33)「そもそもNHKの経営は誰がチェックしているのか疑問。NHKが公共放送として存在する必要性は認めるが、ファミリー企業の存在はおかしい。道路公団と同じく、改革のメスを入れる必要がある」

和歌山県、男性会社員(49)「NHKの取材活動を見てもタクシー代など湯水のように使っている。歩いてすぐの取材もタクシーを使い、何時間でも待たせて平気という感覚は、自分たちのことしか考えていない」

千葉県、男性(65)「一部の不届き者を取り上げて、NHKのすべてがそうであるかのような報道がなされている。視聴者は番組の内容で物事を判断する。現在、無責任なメディアが多い中で、NHKは良心的で優れた番組を提供してくれている放送局である」
記者のひとこと
プロデューサー個人の問題というとらえ方もあるでしょうが、肥大化を続けるNHKの中では氷山の一角かもしれません。巨大組織の構造的欠陥ではないでしょうか。(澄)
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