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VOL.80
月刊誌創刊ラッシュ
Q 定期購読している月刊誌はありますか?
YES 46%
N O 54%
Q 月刊誌はあなたのニーズに十分応えていますか?
YES 40%
N O 60%
この秋、男性誌、女性誌ともに月刊誌の創刊が相次いでいます。年齢層ごとにテーマをしぼるなど市場を細分化し、多様化する読者のニーズに応えようとしています。今回は「定期購読している月刊誌はあるか」「月刊誌はあなたのニーズに10分応えているか」について意見を聞きました。

194人(男性161人、女性33人)から回答がありました。主な意見は次の通り。
私も言いたい
東京都、女性(30)「どれも定期的に読みたいと思う内容ではない。どれも内容の割に値段が高い」

鳥取県、女性公務員(28)「いろいろなジャンルの雑誌が増え、情報収集が便利になった。淘汰(とうた)され、いい雑誌が残るためにはある程度の数が必要だ」

神奈川県、男性会社員(32)「富裕層にむけた雑誌は購買欲をあおり、プライドをくすぐり、モノを売るために作られたような内容だ。その通り購入するのは、自分の価値の基準がないことの表れ」

東京都、男性フリーター(33)「市場細分化、ニーズの多様化に応えるには本来は季刊や増刊で対応できるはず。のせられている気がする」

千葉県、無職男性(34)「インターネット時代に月刊誌は苦戦するだろうが、インターネットは情報量が膨大な半面、系列的な比較が難しい。月刊誌はここを工夫して、文章の羅列にならない編集を希望する」

埼玉県、女性会社員(39)「月刊誌は読んでいると楽しいが、読まなくても困らない記事も多い。家計費の中では削減対象」

北海道、男性会社員(41)「さまざまなジャンルの情報をピンポイントでとらえ、特徴を出してほしい」

大阪府、男性会社員(56)「オピニオン誌は文章が小難しい。もっと平易な文章を望む」

愛知県、主婦(60)「大衆をあおる記事では読者が満足しない時代。ネタの信憑(しんぴょう)性が疑わしい記事にも踊らされません」

大阪府、無職男性(62)「新雑誌の創刊ラッシュが、討論の場をテレビから取り返すきっかけになればいいと思う」

広島県、男性無職(63)「週刊誌のように芸能界やスポーツ界の裏側を書くのでなく、政治、芸能、スポーツを正面から掘り下げ、解説してほしい」
記者のひとこと
誌名は横文字ばかり。表紙も内容も似ていてオヤジには区別がつきません。記事にある服、靴、クルマはとても手が出ない。現実との落差を実感してしまいました。(公)
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