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VOL.85
第3のビール増税論議
Q “第3のビール”に発泡酒並みの課税を求める考えに納得できますか?
YES 16%
N O 84%
Q 発泡酒並みの課税は新商品の開発意欲をそぐと思いますか?
YES 81%
N O 19%
ビールでも発泡酒でもない“第3のビール”、ドラフトワン(サッポロビール)などのヒットで、政府税制調査会などでは発泡酒並みの課税を求める論議が浮上、同調査会は25日の答申で酒税の抜本的見直しの必要性を指摘しました。今回は「第3のビールに発泡酒並みの課税を求める考えに納得できるか」「発泡酒並み課税は、新商品の開発意欲をそぐと思うか」について意見を聞きました。

25日までに508人(男性441人、女性67人)から回答がありました。主な意見は次の通り。
私も言いたい
神奈川県、男子大学生(21)「学生には安さがありがたい。政府は学生に視線が向いていない」

東京都、女性会社員(24)「ドラフトワンのような商品が増えれば市場は活性化する。増税ではしぼむ」

大分県、男性会社員(28)「発泡酒の税率を下げて、さらなる需要喚起に取り組む方が賢明だ」

香川県、男性会社員(29)「安易な飲酒を抑制するため、酒類の増税に賛成」

栃木県、女性会社員(32)「国家といえど企業努力を無駄にする権利はない」

北海道、男性自営業(32)「消費税が21%になることを思えば、仕方ないかとも思う」

東京都、男性(35)「取れるところからの増税論議しかできない税調こそ税金の無駄遣い」

東京都、男性公務員(42)「酒類全体でアルコール度数別の課税なら賛成」

千葉県、男性会社員(45)「ビールはビール、雑酒は雑酒でいいではないか」

神奈川県、主婦(48)「企業努力と課税のいたちごっこはやめるべきだ。第三のビールは減税にする度量がほしい」

兵庫県、男性自営業(52)「企業は次々と新商品を開発すればいい」

奈良県、男性公務員(53)「税は平等が旨。酒類が増えれば、法律も対応するのは当然」

長野県、男性会社員(59)「企業の開発努力に比べ、あまりに安易な増税議論に憤慨する」

兵庫県、無職男性(64)「行財政改革が中途半端で特殊法人の整理も進まず、民間企業の努力に増税では知恵がない」

宮崎県、無職男性(70)「ビールとして課税すべきだが、一定期間の優遇税率を認めるべきだ」
記者のひとこと
発泡酒増税のとき、少し買いだめして、ちびちび飲みました。庶民のささやかな抵抗です。10円の差でも、毎日1本飲めば、ジワリときいてきますよね。(重)
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