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VOL.90
父親の育児休業
Q 取得率10%にすることで少子化に歯止めがかかると思いますか?
YES 10%
N O 90%
Q 育児休業を取得したい(夫、息子に取得させたい)と思いますか?
YES 45%
N O 55%
 政府の少子化社会対策会議は、10年後の父親の育児休業取得率を10%に高める目標を示しました。今回は「これで少子化に歯止めがかかると思うか」「育児休業を取得したい(させたい)か」について聞きました。  
 
 6日までに607人(男性514人、女性93人)から回答がありました。主な意見は次の通り。
私も言いたい
東京都、男性会社員(25)「育児休業を育児と勉強の期間に活用し、職場での存在感を保ちたい」

福岡県、男性公務員(25)「経済的に苦しくなるため育児休業を取れない。子育て費用を軽減する施策とセットにしてほしい」

茨城県、主婦(28)「ゼロ歳と2歳の子がいる。中小企業の夫には取れない。せめて堂々と早く帰宅できる社会に」

和歌山県、フリーター女性(29)「育児に適応する父親がどれほどいるか。幼児虐待の温床になる可能性が潜んでいる」

大阪府、男性会社員(34)「積極的に相手をしても子供は母親を選ぶ。下手な育児より働く父を見せる方がいいのでは」

福岡県、男性会社員(36)「民間企業では介護休暇も取りにくい。育児休業を取っても、あけたら仕事がないことになりそうだ」

静岡県、男性公務員(38)「3カ月の育児休業を取得した。自分の生き方を見直す機会になった」

島根県、主婦(43)「育児休業中の給料と復帰後の地位保証がなければ、取れないと思う」

埼玉県、男性会社員(46)「核家族化した現代では必要な制度。だが、企業論理では優秀な人には休んでほしくない」

神奈川県、主婦(48)「育児を母親だけに押し付けない方向性は認めるが、公務員と大企業しか利用できないだろう」

大阪府、男性会社員(56)「世間は男性の育児専念を受け入れない。まず子供を産んだ女性の働く環境を整備すべきだ」

埼玉県、男性会社員(59)「男が仕事を口実に育児から逃避していては日本に明るい未来はない。是正には意図的に育児に向き合うことが求められる」

奈良県、無職男性(69)「少子化対策には、適齢期男女に蔓延(まんえん)する目先の快楽主義を修正し、家族繁栄の喜び、苦しみを認識させることが先決だ」
記者のひとこと
4日に長女が誕生し、この問題が現実のものとなりました。共働きなので、父親になった私もフレキシブルに育児休業が取れると、育児にかかわりやすいです。(澄)
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