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VOL.98
学校の不審者対策
Q 警備員を全校に配置すべきだと思うか?
YES 64%
N O 36%
Q 防具配備は教員に不審者との格闘を要求すると、躊躇も聞かれるが賛成か?
YES 80%
N O 20%
 学校への不審者侵入事件が相次ぎ、全国の自治体では警察との協力や民間警備員配置、防具配布などを進めています。今回は「警備員を全校に配置すべきだと思うか」「防具配布は教員に不審者との格闘を要求することになると躊躇(ちゅうちょ)も聞かれますが、賛成か」を聞きました。
 3日までに169人(男性108人、女性61人)から回答がありました。主な意見は次の通り。

私も言いたい
大阪府、男子大学生(20)「警備員は必要だが、完全に安全な学校は存在しないだろう」

神奈川県、女性会社員(28)「警備員は相当な数が必要になる。配置できても来客につきっきりということは無理だ」

海外在住、男性(33)「先生であるからには、命を張って子供たちを守る気概を持て」

神奈川県、自営業男性(35)「現状以上の警戒は無理だ。学校空間といえども、一般社会とつながっているのだから」

兵庫県、主婦(40)「警備員の配置で絶対に安心できるとは思わないが、ある程度の防犯対策になる。防具も格闘に備えるというより、子供、教員の身を守るために必要では」

東京都、主婦(41)「学校はリスクを回避する手段を講じる必要がある。教育とは単に教科を伝授するだけではない」

広島県、男性会社員(43)「来校者への身体チェックは行うべきだ。抵抗したら即通報する。先生に格闘を要求するのは酷だ」

大阪府、主婦(43)「教師は勉強を教えることが仕事。不審者との対応には専従の警備員を。無理なら父母が学校に常駐する」

茨城県、男性(55)「教職員に警備員の肩代わりをさせるべきではない。各教室に防具と警報装置を置き、訓練をしておく」

千葉県、男性会社員(58)「各学校に警察、自衛隊のOBを配置することが望ましい」

愛知県、自営業男性(62)「警備員でなくても、ボランティアが交代で警備する方法もある」

広島県、無職男性(63)「学校へ不審者を侵入させないために、不便でも出入り口を一カ所にする」

神奈川県、男性会社員(70)「警備員や防具では学校全体の安全確保には限界がある。PTA会や町内会など町ぐるみで安全確保をめざせ」
記者のひとこと
防具を備えたうえで、地域の集会などで日常的に学校にいる大人を増やしたらいいのでは。夜間パトロールも頻繁に行い、部外者には入りにくい施設と思わせることです。(重)
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