Q 高齢者の免許更新に、新たに身体的なチェックが必要だと思いますか? |
YES 89%
N O 11% |
Q 公共交通機関が整備されれば免許返納は進むと思いますか? |
YES 32%
N O 68% |
65歳以上の運転免許保有者が927万人と過去最多。若者の死亡事故が10年前の4割に減ったのに対し、高齢者は1・2倍以上です。今回は「高齢者の免許更新に新たな身体的チェックが必要と思うか」「公共交通機関が整備されれば免許返納は進むと思うか」を聞きました。
17日までに531人(男性452人、女性79人)から回答がありました。主な意見は次の通り。
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●私も言いたい |
長野県、男子大学生(23)「公共交通を整備しても、利用料金が高ければ免許返納の促進は難しい」
和歌山県、男性公務員(26)「免許に定年制度を取り入れ、強制的に返納させる。同時に公共交通の運賃割引を図る」
東京都、男性会社員(33)「高齢者の免許更新期間を短縮し、更新時に身体機能もチェックする。高齢者を加害者にさせないことも福祉政策だ」
神奈川県、主婦(33)「身体的チェックだけでなく、実技試験も実施を」
千葉県、女性会社員(36)「免許は身分証明書として使用されることも多い。返納より、身体能力が落ちていることを自覚させよ」
山梨県、男性公務員(41)「高齢化が進む農村部こそ免許は必要。公共交通整備が進むとは考えにくい」
東京都、男性会社員(42)「教習所の指導員をしている。更新のとき、言葉が理解できない、手が震えるという高齢者が驚くほど多い。再試験で自覚を促す必要があると思う」
北海道、主婦(44)「若者は分かっていて無理をするが、高齢者は分からずに勝手をするので危険を予測できない」
兵庫県、男性会社員(56)「私自身、若い時より運転時の注意力が落ちた。大丈夫と思っているが、運転を続けられるか客観的に判断するシステムが欲しい」
大阪府、無職男性(59)「公共交通でカバーするなら、ドア・ツー・ドアでなければ無理だ」
茨城県、無職男性(64)「一人ひとり個人差がある。高齢者という枠組みで管理すべきではない」
神奈川県、主婦(69)「大型スーパーへ週2、3回は車で買い物に行く。車なしでは荷物が持てない」
静岡県、無職男性(72)「50年近く運転しているが、加害の可能性を懸念するようになった。返納したいと思うようになった」 |
●記者のひとこと |
通院などで無理に運転している高齢者は気の毒です。地方では公共交通の整備は簡単にはいきませんが、高齢社会には必需です。長い目で進めてほしいと思います。(重) |