Q 公共の場の禁煙、分煙は進んだと思いますか? |
YES 56%
N O 44% |
Q 愛煙家の意見は届いていないと思いますか? |
YES 44%
N O 56% |
世界保健機関(WHO)の「たばこ規制枠組み条約」が27日発効し、日本など批准国では、たばこ広告の禁止など消費削減策の実施が進みます。今回は「公共の場の禁煙、分煙は進んだと思うか」「愛煙家の意見は届いていないと思うか」を聞きました。
24日までに421人(男性237人、女性184人)から回答がありました。主な意見は次の通り。
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●私も言いたい |
京都府、女子大学生(20)「アルコールを出す店での分煙が不十分。たばこは嫌いだが、アルコールは楽しみたい人もいる」
大阪府、男子大学生(25)「喫煙者同士でもマナーを注意し合えば、風当たりが弱くなるのではないか」
福岡県、男性(28)「喫煙所がないと、禁煙でなく灰皿のない所で吸うことになる。吸える場所をきっちりつくってほしい」
神奈川県、男性会社員(33)「競馬場など分煙が進んでいない施設も多い」
静岡県、主婦(37)「飲食店などの禁煙席は中途半端な分煙にすぎず、名前だけ。煙が漂い放題だ」
兵庫県、女性公務員(38)「分煙は進んだが、煙を完全に遮断できていない。今後は適切な受動喫煙防止対策の実施が必要」
福岡県、男性公務員(44)「マスコミは愛煙家という言葉を使うな。愛鳥週間、愛犬家を連想させ喫煙者を擁護する表現だ」
千葉県、男性会社員(45)「せめて駅のホームの端でいいから灰皿を置いてほしい」
鳥取県、男性公務員(48)「人前でたばこを吸うのは喫煙者中心だった風習のなごり。喫煙者には時代に合わせた発想を求める」
東京都、女性(56)「一部の繁華街などでは路上喫煙が禁止されていますが、基本的にすべての道路で実施してもらいたい」
埼玉県、男性公務員(58)「煙の行方、吸い殻の処理など周囲に迷惑をかけなければ、たばこもそれなりに受け入れられると思う」
兵庫県、男性会社員(58)「喫煙者としてたばこの規制には反対しない。だが、喫煙者バッシング的な世情には理解に苦しむ」
大阪府、男性(64)「たばこのパッケージの標語は『煙、臭い、火で周りに迷惑をかけないように』という趣旨がよい」
埼玉県、自営業男性(66)「喫煙者が減ると、税収不足は国民にはねかえる」 |
●記者のひとこと |
非喫煙者としては、温泉や銭湯など分煙をもっと進めてほしい施設はあります。しかし、即取り組んでもらいたいのは路上喫煙の禁止。何度、灰が目に入ったか。(重) |