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VOL.103
個人情報保護法
Q 家庭などで自分が持つ他人の情報に対策をしていますか?
YES 54%
N O 46%
Q 個人情報の不正取得や漏洩の被害にあいましたか?
YES 48%
N O 52%
Q 全面施行で個人情報保護の効果があると思いますか?
YES 51%
N O 49%
「個人情報保護法」が1日、全面施行になりました。今回は「家庭や職場で自分がもっている情報保護のために何か対策をしていますか」「個人情報の不正取得や漏洩(ろうえい)による被害にあったことはありますか」「今回の全面施行で個人情報保護の効果があると思いますか」について聞きました。

7日までに248人(男性214人、女性34人)から回答がありました。寄せられた主な意見は次の通りです。
私も言いたい
東京都、男子大学生(21)「個人情報の重要性という意識が植えつけられる効果はあると思う」

埼玉県、男性公務員(31)「各事業者などにより対策の差異が大きそう。具体的にどういう対策をしているのか明確にしてほしい」

神奈川県、男性自営業(31)「個人情報を扱っているが、どこをどのように気をつけないといけないのか、よく分からない」

東京都、男性会社員(36)「今後さらに重要になってくると思う。これからも改正していき、しっかりとした法律にしていくことを怠るべきではない」

東京都、主婦(37)「友人の住所氏名などが入った部分は、必ず細かく刻むようにしている。知らないうちに加害者になってしまう可能性に注意しなければ」

兵庫県、男性自営業(38)「意図的に漏洩し、悪用した人にはもっと厳しい罰則を科すべきだ」

福岡県、男性会社員(42)「仕事面での煩雑さはあるものの法制化は歓迎する。ただ、保護責任を民間のみに課し、公的機関が対象ではないのは手落ち」

東京都、男性会社員(44)「個人情報の管理、コントロールは個人が自己責任で行うのが原則と思う。しかし、法整備がなされたことで情報社会、知識社会が進む中、安心はできる」

大阪府、女性(46)「昔は個人情報保護という言葉はなくても最低限のモラルがあった。それが崩れたのは個人情報がお金になるシステムになったことと、“のぞき見趣味”的な日本人の品性の低下からだと思う」

埼玉県、男性自営業(51)「数1000万人分の情報が漏れている現時点では、すでに手遅れ」
記者のひとこと
民間と、公共機関やマスコミとの基準の差や、具体的な対策について、よく分からないという意見が目立ちました。「個人情報保護」についての“情報”が必要なのでは。(O)
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