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VOL.108
JR脱線事故
Q 電車に乗っていて怖いと感じたことはありますか?
YES 30%
N O 70%
Q 電車の数分の遅れは気になりますか?
YES 41%
N O 59%
Q 事故後、乗る車両を変えるなど変化はありましたか?
YES 32%
N O 68%
13日の紙面で募集したテーマ「JR脱線事故」について、18日までに795人(男性691人、女性104人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
私も言いたい
東京・男子高校生(17)「多くの人が電車のスピードを求めているのに、そうした側面を無視してJR西日本を一方的に非難する報道には辟易(へきえき)する。事故は日本社会全体の問題としてとらえるべきだ」

埼玉・男子大学生(24)「電車通学だが、事故を気にしても始まらないというのが正直な気持ち。今後、変にゆとりのあるダイヤを作られては移動に時間がかかってやってられない」

大阪・女性会社員(26)「早く降りたいから最後に乗ろうとしてなかなか乗車しない乗客がいる。電車の遅れは、このような乗客のあしきマナーにも原因がある」

千葉・無職男性(35)「時間順守は当然。ただ安全には代えられない。そのバランス感覚を社員教育で養ってもらいたい」

埼玉・女性会社員(39)「この事故ほど、狭い日本そんなに急いでどこへ行く、という言葉があてはまる例はないと思った。電車は五分ぐらい遅れるものという発想で行動しなければならない」

神奈川・男性公務員(43)「新型ATS義務付けが検討されているが、機械化、自動化は高コストにつながるばかりか、機械に頼り運転士の技能低下を招いてしまう」

大阪・自営業男性(47)「会社の体質や事故当日の社員の動きなど、本質から遠い議論が多い。事故をきっかけに民営化の否定や国鉄回帰の現象が出れば大問題だ」

兵庫・男性会社員(52)「JR西日本社員全体のプロ意識の低さを感じた。悪い意味でサラリーマン意識が強く、鉄道員として何をすべきかを感じていない人が多い」

京都・無職男性(65)「社会全体に共通する。仕事に従事している人のプロ意識が薄れている」

秋田・無職男性(79)「事故列車に乗っていた運転士が被害者救助にあたらなかったと批判されているが、私がその立場でも多分、上司に指示をあおいだと思う」
記者のひとこと
運転士を“暴走”に駆り立てた原因の一つに過密ダイヤが挙げられています。ダイヤ編成の責任は大きいですが、乗客も駆け込み乗車を控えるなどの自覚が必要でしょう。(重)
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