私もいいたい
集計結果は毎週金曜日の朝刊に掲載
VOL.157
メタボリックシンドローム


Q メタボリックシンドロームについて理解していますか?
YES 67%
N O 33%
Q 食事や運動などで予防をしていますか?
YES 55%
N O 45%
Q 対策は医療費削減に効果があると思いますか?
YES 74%
N O 26%
16日までに235人(男性193人、女性42人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
対策には?
兵庫・男性無職(25)「食事、運動、睡眠休養が重要だと分かっているが実行は難しい」

神奈川・女性会社員(29)「付き合いの酒でストレスを蓄積するより、家で夕ご飯の習慣を」

大阪・主婦(30)「食事は管理しやすいが、どんな運動を心がければいいのか分からない」

福岡・男性会社員(30)「内臓脂肪が増えるのは自分の意志で食事をした結果。決して病気ではない。ましてや国が対策を講ずる必要もない」

埼玉・男性無職(32)「男は三十歳を過ぎると肥満、脂ぎる、髪が薄くなる−が不安の種だが、前者二つは自己管理できる。自分の健康をあきらめずに意識しよう」

北海道・女性自営業(34)「現代人の食生活やサラリーマンの生活ぶりを見ていたら当然。残業続きで夜遅く帰宅し食事、すぐ就寝。本人より、会社や社会全体で考えないといけないのでは」

広島・男性会社員(49)「本当に問題なのはファストフードにたかる若年層だ。彼らが四十歳代以上になったときの悲惨な状況が目に浮かぶ」

東京・男性自営業(49)「日本人の健康を支えるのは従来の日本食だ。食生活の改善に、他の省庁とともに取り組むべきだ」

大阪・男性自営業(59)「自分の体は自分で管理するもの。厚労省は予防策を推進するというが、内臓にたまった脂肪の量まで役所から指図を受けたくない」

和歌山・男性無職(64)「太りすぎがよくないことは理解できるが、体重を減らせばいいというような単純な健康法には賛成できない」

東京・男性(67)「賢明な親は子供を肥満にしない。肥満は無気力と怠惰を生む。食品のせいばかりではなく、口に運ぶ人の意志の問題だ」

よく分からない
神奈川・男子大学生(20)「単純に、外見や体重だけで判断する人が多い。ちゃんとした検査や危険性について、分かりやすい説明があるべきだ」

埼玉・男子大学生(25)「カタカナ用語で言われると、対策も何をすればいいのか分からない」

東京・男性会社員(38)「厚労省はもっと分かりやすい言葉を使うべきだ。『不摂生で医療費は青天井』とか、『ストップ・ザ肥満』とか」

山形・女性(42)「健康な身体は自己管理により作られることを再認識する上で、教育、指導の機会を十分に設けることが必要だと思う」

大阪・男性無職(54)「詳しくは理解できていない。政府やマスコミによる広報活動がもっと必要だ」

神奈川・男性(63)「真の効果は不透明だが、マスコミが取り上げ始めた今こそ官民一体になった取り組みに期待する」

医療費削減は
東京・男性会社員(32)「医療費を削減したからといって何が良くなっていくかが見えない。心の不安費が代わりに増えていくようでいやだ」

三重・男性(37)「医療費削減に貢献するから対策を行うという考え方に賛成できない。もっと純粋に取り組むべきだ」

大分・女性会社員(39)「個人が自覚を持たない限り、対策を取っても医療費削減にはならない」

千葉・男性会社員(42)「健康維持に努めない人のせいで医療費がふくれあがるのは問題だ」

埼玉・男性自営業(51)「医療費削減に効果があるとは思えない。医療費の問題はもっと根が深い。この問題は自立とか自己責任の範囲」

兵庫・男性公務員(52)「医師からの要注意勧告で運動療法を取り入れ改善した。この体験から医療費削減にも多大の効果があると思う。国民に広く浸透するまで啓蒙(けいもう)すべきだ」



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