私もいいたい
集計結果は毎週金曜日の朝刊に掲載
VOL.171
露の漁船銃撃


Q 日本政府の対応は適切でしたか?
YES 35%
N O 65%
Q ロシア警備艇は過剰警備だと思いますか?
YES 82%
N O 18%
Q 日露関係は停滞すると思いますか?
YES 59%
N O 41%
「露の漁船銃撃」について29日までに312人(男性271人、女性41人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
発生後は
東京・男性自営業(30)「実効支配ができていないのなら漁民に注意喚起を促し、実効支配海域内で操業を行うよう指導すべきだ」

埼玉・男性会社員(43)「政府は領土問題と切り離し、漁業問題の包括的解決を目指すべきだ」

愛知・女性会社員(47)「強力に抗議しない政府、外務省、国民に不満を感じる。拉致されても殺されても何もしてくれない国だ」

埼玉・男性(56)「今までの弱腰対応からみれば合格」

神奈川・男性(62)「政府は平和一辺倒の政策の誤りを正し、厳重な抗議と賠償請求を行うべきだ」

千葉・男性無職(65)「とくに外務省の対応はひどい。事情に詳しくない政務官を遺体の引き取りに派遣しているようではなめられる」

沖縄・男性無職(69)「外務省はそれなりに評価できるが、真価が問われるのは今後の交渉結果次第」

大阪・男性無職(70)「いかに夏休み中とはいえ、総理は直ちにモスクワに飛びプーチン大統領と談判すべきだった」

国境の意識
千葉・男性会社員(34)「領土問題に対する政府の真剣さが見られない。国際世論に訴え、ロシアによる北方領土の不法占拠を宣伝すべきだ」

東京・女性会社員(38)「北方領土問題の停滞が背景にある。日本がしっかり主張してこなかったのは、政治家の怠慢だ」

和歌山・男性自営業(42)「国境に対する認識の違いがはっきりした事件。国も国民も、隣国に日本の国境を強く示す必要を感じる」

神奈川・女性会社員(49)「領土問題を先送りにしてきた結果の悲劇。日本はあくまでも自国の領土内での出来事として対応すべきだ」

和歌山・男性無職(64)「領土問題を解決するまではロシアが実効支配している領海。日本人の国境や領海に対する認識の甘さを露呈した」

奈良・男性無職(70)「日本固有の領土である北方四島の完全返還を、あらゆる外交交渉手段を通じて今こそ加速させよ」

ロシアの行動
山形・男子大学生(20)「同胞が殺されたことは許しがたいが、もし逆の立場なら適切な措置と評価したかもしれない」

福島・男性会社員(28)「普通、威嚇射撃が命中することなどありえない。強い憤りを感じる」

石川・男性会社員(29)「犠牲者が出たのは無念だが、領海を侵し、停船命令を無視する船を拿捕(だほ)するための銃撃は行き過ぎとはいえない」

岡山・女性(36)「境界線が画定していない場所での拿捕自体がおかしい。丸腰の漁船へ銃撃など言語道断」

北海道・男性公務員(46)「ロシア政府の対応に誠意が感じられず憤りを感じる。このような国とはどうつきあえばいいのか分からない」

福井・男性会社員(59)「一方の見解だけで事実は分からないが、民間漁船への発砲は過剰警備だ」

茨城・主婦(64)「今回の拿捕はしかたがないのでは。良い漁場で生活がかかっているという漁民の言い分は通らないだろう」



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