私もいいたい
集計結果は毎週金曜日の朝刊に掲載
VOL.172
65歳定年助成


Q 定年を65歳以上に引き上げることに賛成ですか?
YES 72%
N O 28%
Q 厚生労働省の助成は必要だと思いますか?
YES 42%
N O 58%
Q 定年引き上げは経済的な合理性があると思いますか?
YES 65%
N O 35%
「65歳定年助成」について5日までに240人(男性201人、女性39人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
60代は現役?
東京・男子大学生(20)「賛成だが、トップに立つ人間は若返らせ、高齢者はサポート役に」

兵庫・男性会社員(30)「求められているのは次世代への技術、知恵などの伝達と踏まえて取り組むべきだ」

神奈川・女性(34)「年金が安心してもらえない今、自分の生活は自分で働いて守るしかない」

東京・女性自営業(43)「少子化が進む中、海外からの労働者に頼るより、自国民で労働力確保を」

兵庫・男性自営業(49)「定年制度そのものがナンセンス」

千葉・男性会社員(54)「仕事をしたい人は70歳定年でもよいのでは。代議士は70代でも現役だから」

東京・男性会社員(55)「高齢者が働くことで、若い人の税負担を減らすことができる」

静岡・主婦(57)「団塊の世代はやる気もあるし肉体的にもまだまだいける。妻たちもそれを願っている」

北海道・男性(70)「60歳はまだ元気。労働力として社会貢献すべきだ」

全員延長は困る
東京・女性会社員(23)「全員65歳までいてもらっては困る。役員になれない人は早く退職してほしい」

静岡・男性会社員(35)「一律延長では若者との間に労働と報酬の逆転現象が起き不公平感が生じる」

東京・男性会社員(51)「高齢者の就労が若年層の雇用を阻害している面もある」

三重・男性自営業(61)「各企業の判断に任せればいい。政府が命令することではない」

沖縄・主婦(62)「60歳を過ぎても嘱望される人材はわずか。必要とされないのに働かざるをえない政策は、社会の活力を減退させるだけ」

京都・男性自営業(66)「職種にもよるが、若者の多い活気ある職場の方がアイデアに富み将来性がある」

助成の是非
神奈川・女性会社員(30)「労働人口が減っている。助成などなくても必然的に雇用が生まれるのではないか」

岡山・女性(36)「若年層の就業には助成があってもいいが、定年引き上げに助成は不要だ」

新潟・男性無職(36)「法律などで縛らないと先に進まない。65歳定年制と助成に賛成」

山形・男性会社員(39)「晩婚化のなかで60歳で職を失うとなると、子育てをためらい、出産を控えることになる。助成制度を使ってでも早期に普及させる意味は大きい」

千葉・男性会社員(40)「年金政策の失敗を国民が尻ぬぐいするだけ」

岩手・男性会社員(54)「助成があれば能力のある人を続けて雇用でき、若い人への伝承がスムーズにできる」

東京・男性会社員(57)「雇用が完全に確保されるとも、経済効果が上がるとも思わないが、助成は望ましい」

茨城・男性自営業(58)「年金支給額の節約になるというのなら、ある程度の助成には賛成」

千葉・男性(65)「わずかな額を助成するような施策では効果は少ない」

栃木・女性(68)「定年引き上げへの理解を促すための助成は必要だ」



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