私もいいたい
集計結果は毎週金曜日の朝刊に掲載
VOL.173
『家族の日』制定


Q 『家族の日』制定が少子化対策に有効だと思いますか?
YES 23%
N O 77%
Q 家族や地域のきずなの強化を促すと考えられますか?
YES 23%
N O 77%
Q 自分でも実際に一家だんらんの機会にしますか?
YES 32%
N O 68%
「家族の日」について、12日までに293人(男性233人、女性60人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
商売利用だけ
茨城・主婦(27)「そんなことで子供を産もうなんて考えない」

神奈川・男性会社員(31)「家族が大切なのは常識。税金を使って大々的に計画すべきことではない」

大阪・主婦(31)「スーパーやデパートが商売に利用するだけで終わると思う」

兵庫・女性会社員(38)「少子化対策にはならない。そもそも1年365日、毎日が家族の日では」

東京・女性無職(38)「家族の絆(きずな)は普段からの積み重ねだと思うので、特別に家族の日を設ける必要はない」

神奈川・男性会社員(43)「単身者には、寂しい日になりそう」

神奈川・男性自営業(49)「国民の休日にしなくては効果がない」

和歌山・男性無職(64)「家族を持たない人が増えている。もっと根本的な対策をやらないと意味ない」

宮崎・男性(72)「こどもの日、母の日、父の日、敬老の日などみんな『家族の日』ではないか。姑息すぎる」

まず具体策を
大阪・男性会社員(25)「残業や労働時間の制限などのほうが効果があるのでは」

山口・女性会社員(31)「無駄な日を制定するより、雇用対策や格差問題、子供の託児所設置などに力を入れてほしい」

鹿児島・男性会社員(40)「特別な休日にして、強制的にすべての社会活動を停止するぐらいのことをしない限り効果はのぞめない」

神奈川・男性会社員(45)「その日をどう使うか、国民みなが考えるよう啓蒙活動が必要」

大阪・主婦(48)「改めて家族団欒(だんらん)の日を作るより、TV放送がない日を設けて団欒できるようにしたほうがいい」

東京・男性自営業(51)「女性が仕事を持ちながら子供を産み育てられる社会制度拡充が何より先決」

千葉・男性(65)「複数の世代が同居できる住宅環境の改善や、多世代同居優遇策を進め、家族が助け合っていける施策を打つことこそ重要だ」

賛成
東京・男子大学生(21)「共同体を軽視し、個人主義が賛美される今の日本では有意義なこと」

東京・男子大学生(22)「休みが増えるのならば、家族や仲間との時間が取れるため非常によいことだ」

東京・男性会社員(29)「おはようも言わない家庭が増えているそうだが、挨拶(あいさつ)するきっかけにはなるのでは」

山形・女性(43)「イベント化することで、家族についての意識付けにはなる」

大阪・男性(49)「少子化対策に加え、良き日本の文化、伝統を考える機会にもなるだろうし、教育を考える上でもよい機会と思う」

埼玉・男性会社員(52)「地域で家族単位のイベントをするような日になれば、家族団欒にもつながる」

鳥取・男性会社員(52)「仕事で、つい家族を忘れがちな人々にアピールすると思う」

千葉・男性(67)「失われつつある日本人の道徳的退廃を取り戻すための基礎になる」

東京・男性(70)「たいして効果はないと思うが、制定するのはいいことだ」



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