私もいいたい
VOL.179
お歳暮商戦


Q お歳暮を贈っていますか?
YES 51%
N O 49%
Q お歳暮などの習慣は必要だと思いますか?
YES 45%
N O 55%
Q 自分用や後輩向けなど、新しい形のお歳暮に賛同できますか?
YES 28%
N O 72%
「お歳暮商戦」について24日までに206人(男性161人、女性45人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
無駄だ
神奈川・男性会社員(28)「封建制度の残滓(ざんし)にすぎないと思う」

 京都・男性会社員(30)「食べきれずに廃棄することも多く、包装も過剰で極めて非効率だ」

 東京・男性会社員(31)「無意味なばらまきになりすぎている」

 東京・男性フリーター(35)「逆に相手に距離感を与えてしまうようで微妙だ」

 神奈川・男性(39)「日本の年功序列の悪い影響が出ている習慣だと思うので反対」

 大阪・女性会社員(40)「頂くのは正直うれしいが、慣例として行うには苦しい行事」

 東京・女性(41)「売る側の商戦に巻き込まれるのはうんざり」

 広島・男性会社員(44)「こういう習慣がともすれば賄賂(わいろ)につながる。気持ちなら年賀状でいいのでは」

 東京・男性(52)「そもそも、特定の時期になぜ贈り物をしなくてはならないか疑問。イベント性は断ち切ってほしい」

 新潟・男性無職(63)「時代が変わり、習慣自体が古い。アナログ時代の郷愁では」

 群馬・男性無職(70)「心のこもらない贈り物は無駄のひと言」

感謝の意は必要
北海道・男性自営業(33)「宅配業者らにも波及効果がある。新しいお歳暮のスタイルも賛成だ」

 大分・女性(39)「付き合いのある親族、知人へは毎年、上司や同僚にはその年にお世話になっていれば贈る」

 大阪・男性会社員(42)「社会人として生きていると実感できる行事だ」

 山形・女性(43)「感謝の気持ちを示したいと思うのは自然なことでは。贈答でつながっている人間関係でも、殺伐とするよりはいい」

 神奈川・男性公務員(50)「上司向けは反対だが、親戚(しんせき)や友人など親しい人へ感謝の意を表することは賛成」

 埼玉・男性自営業(52)「相手の消息確認もでき、顔を思いだすこともできる美しい日本の慣習のひとつ」

 東京・男性自営業(59)「人の輪を作るためにも多少は必要」

 神奈川・男性無職(63)「財布と相談の上、旧交を温めるのも良い慣習だと思う」

 熊本・男性(66)「年賀状とは異なった趣がある」

 埼玉・男性(75)「なければ交際が途絶えてしまうのが怖い。お互いの息災を喜び合うのはいいことだと思う」

後輩、自分へは
東京・男性会社員(24)「形骸(けいがい)化した過去の慣習にとらわれず、心をこめて臨機応変に贈るべきだ」

 埼玉・女性無職(27)「仕事や学業を頑張った自分や後輩への褒美として、贈るのもいいのでは」

 石川・男子大学生(27)「お世話になった方への気持ちというのは、先輩後輩、年長年少は関係ないと思う」

 岡山・女性(36)「後輩や自分向けのお歳暮という発想についていけない。慣習が曲解される時代が来るのでは」

 福岡・主婦(36)「上司に義理立てしてもリストラされるときはされるので、贈るのはやめたいが、やめられない」

 大阪・主婦(42)「自分用なんて、デパートやスーパーをもうけさせるだけの悪(あ)しき風習だ」

 大阪・男性会社員(50)「義理とも言えるし、真心とも言えるし、難しい習慣」

 神奈川・主婦(52)「大切に思う人の誕生日や記念日に贈り物をするほうが喜ばれると思う」

 広島・男性無職(65)「形骸化して心の通う物がない。商戦にのせられた感がある」



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