私もいいたい
VOL.188
ホワイトカラー・エグゼンプション


Q 制度の導入に賛成ですか?
YES 6%
N O 94%
Q 年収を基準とすることに納得できますか?
YES 11%
N O 89%
Q 長時間労働を助長すると思いますか?
YES 93%
N O 7%
「ホワイトカラー・エグゼンプション」について26日までに871人(男性649人、女性222人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。


過労死促進法だ
 三重・男性会社員(21)「利益を得るのは官と大手企業経営者だけだ」

 東京・女子大学生(24)「正社員になることに魅力がなくなる」

 神奈川・男性会社員(28)「企業と労組間で話し合えばいいことだ。法制化する必要はない」

 千葉・女性会社員(32)「労働者の負担だけが増え、国内需要は冷え込み、少子化が進行するだろう」

 宮城・男性会社員(35)「かえって仕事の意欲を低下させ、国際競争力をなくす」

 神奈川・男性(37)「過労死促進法、サービス残業合法化以外の何ものでもない」

 神奈川・男性会社員(39)「先陣を切り、公務員が無条件にこの制度を適用すべきだ」

 埼玉・男性会社員(41)「人件費を異様なまでに抑制した結果の好景気はまがい物だ」

 神奈川・男性会社員(58)「やがて全労働者が対象になり、健康や命を守る砦(とりで)はなくなる」

 大阪・男性無職(64)「労働者を公正な立場で擁護すべき厚生労働省が、なぜ労働者に不利な提案をするのか」

年収で適用は疑問
 神奈川・女性会社員(26)「アメリカでは年収と裁量権との兼ね合いを考え適用されている制度を、年収400万円以上にするのは疑問」

 北海道・男性会社員(29)「400万円以上だと多くが該当し、正社員奴隷化制度になる」

 岡山・男性会社員(30)「適用は1000万円以上か、全労働者の5%程度に」

 静岡・男性会社員(31)「ホワイトカラーは1500万円以上では」

 茨城・男性(37)「高級料亭での食事を仕事といえる力を持った3000万円以上の人なら」

 東京・女性会社員(43)「年収1200万円程度なら残業代がつかなくてもいいのでは」

 千葉・男性無職(68)「管理職になれば超過勤務手当がなくなるのが一般的。年収で区別する必要はない」

実施に賛成だが
 京都・男性会社員(26)「過労にいたらしめる会社や経営者があれば、厳罰が必要だ」

 愛知・男性会社員(29)「人件費削減は時代の流れ。企業が生き残るためには仕方ないかも」

 岡山・男性会社員(32)「年功序列の撤廃と、本来の意味での能力主義の徹底が成否の鍵を握る」

 埼玉・男性公務員(33)「年収より時給で境目を設けては」

 神奈川・男性自営業(49)「世界基準の考え方だと思う。反対する人は自分の仕事に責任感を持っていないのでは」

 大阪・女性(59)「仕事をクリアできれば早退も可能になれば、実力社会の第一歩になる」

 東京・男性無職(61)「大手企業の管理職はすでに、こういった勤務形態だ。成果主義の導入でやらざるを得ない」

 広島・男性会社員(66)「成果把握が容易な職種から実施を」

 栃木・女性(68)「労働時間が増えることを見越して給与総額を上げるなら反対しない」


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