私もいいたい
VOL.200
プロ野球の裏金問題


Q 入団時に選手が球団を選択する枠は必要ですか?
YES 38%
N O 61%
Q 制度改革で不正はなくなると思いますか?
YES 26%
N O 74%
Q 入団の不正に関する明確な処罰規定は必要だと思いますか?
YES 90%
N O 10%
プロ野球西武のスカウトがアマチュア選手2人に栄養費などの名目で約1300万円を供与していたことが発覚しました。ドラフトの「希望枠」が不正の温床と指摘されています。20日までに133人(男性111人、女性22人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
希望枠
 大阪・主婦(32)「人気のない球団がいい選手を取るために必要。企業間競争だ」

 東京・男性会社員(32)「選手側の選択の自由はある程度残した方がよい。就職と同じ理屈だ」

 埼玉・男性会社員(38)「各選手の自由入団でよい。戦力が偏ってもしかないのでは」

 大阪・男性会社員(39)「選手側に球団選択の自由などない。完全ウエーバー制にして、フリーエージェント(FA)までの期間を短くすればよい」

 千葉・男性無職(68)「選手が選択できる枠が諸悪の根源。この枠の改革ができないかぎり、日本のプロ野球に明日はない」

 兵庫・男性自営業(70)「職業選択権はプロ野球を選ぶことで達成している」

 栃木・男性無職(71)「希望球団に自由に入れる方がよい」

 静岡・女性無職(76)「希望する球団にいかせてやりたい。昔から貧しい家庭の子には、スポンサー的な人がいて、進学、生活の援助をして才能を伸ばしてやったものだ」

 
責任
 宮城・男性会社員(31)「金銭を供与する球団が最も罪深い。家庭の事情につけこんでいるとしか思えない」

 海外在住・男性会社員(34)「前例に照らすと、今回の2選手を野球から締め出すのは酷だ」

 大阪・男性会社員(36)「なぜ選手だけが責任を取らされ、指導的立場にいる人間の責任が追及されないのか、理解に苦しむ」

 鹿児島・女性会社員(37)「高校、大学を含め関係者を全員厳罰に。“オトナ”たちが責任逃れをするのは見苦しいこと極まりない」

 岡山・男性自営業(52)「前回問題になったときに、徹底的に調査しなかったことが悪い。球団の処罰は当然だが、善悪を理解しながら口をつぐんでいた選手も問題だ」

 岩手・男性会社員(55)「ルールを守れないスポーツ選手、関係者は永久追放すべきだ」

 東京・男性会社員(56)「学生が退部処分になったのに、球団が謝罪会見のみというのは理解できない」

 
制度改革
 福岡・女性(16)「優勝したチームから順にくじを引く制度がよい。負けた方からひくウエーバー制なんておかしい」

 滋賀・女子大学生(22)「不正をした場合の罰則をきちんと規定すべきだ」

 海外在住・男子大学生(27)「罰則を設けても誰が裁くのあいまいだ。規定を設けても無意味だろう」

 岩手・男性会社員(50)「制度だけ変えても、抜け道を探そうとする人がいる限り、新たな不正は起こる」

 神奈川・男性自営業(51)「不正はなくならないだろうが、罰則を強化し、監視機関を設けて、少しでも公平性を維持しなければならない」

 沖縄・主婦(63)「完全くじ引き制にし、3年契約、その後は希望球団との交渉とするなど、透明にしないと、欲しいと思えば抜け道を探すでしょう」

 宮崎・男性無職(72)「ドラフトの改革は、選手会、有識者、ファンなどで構成する第三者機関に委ねよ。球団経営だけの視点では衰亡必至だ」


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