私もいいたい
VOL.201
タミフルの10代処方中止


Q あなたはタミフルを服用した経験がありますか?
YES 21%
N O 79%
Q 今後、処方されたら服用しますか?
YES 51%
N O 49%
Q 10代への処方中止で、感染した場合に不安を感じますか?
YES 55%
N O 45%
厚生労働省は、インフルエンザ治療薬「タミフル」服用後の10代患者の異常行動が続いたことを受け、10代への処方中止を決めました。27日までに146人(男性117人、女性29人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
服用しない
 埼玉・男子大学生(25)「とりあえず服用中止は正しい判断だろう。年齢を問わず禁止すべきだ」

 愛知・女性(28)「なぜ異常行動が頻発しているのか分からない状況で、他の世代に影響がないとはいえない」

 大阪・主婦(31)「異常行動を起こすぐらいなら飲まないほうがましだ」

 沖縄・男性会社員(33)「原因がはっきりしない段階で、命の危険を冒してまで服用する理由があるのか」

 千葉・男性会社員(35)「なぜ10代だけ中止なのか。小手先の対応としか思えない」

 静岡・女性会社員(42)「因果関係をはっきりさせてほしい。子供が服用した場合、親が注意して観察しろと言っても、家族が同時に感染することも多いのだから無理だ」

 愛知・男性会社員(57)「服用しても1日早く治る程度と聞いた。それなら絶対に服用しない」

 愛知・女性自営業(61)「日本の医術は、むやみに薬を投与しすぎる」
厚労省の対応
 大阪・男性会社員(26)「製薬会社の利益のために対策を怠った厚労省と、安全性を置き去りにした製薬会社は責任を取るべきだ」

 大阪・男性会社員(36)「異常行動の報告を受けた時点で中止し実態を解明すべきだった。対応が遅すぎる」

 大分・女性会社員(40)「日本人に異常行動が出やすいのか、使用量が多いからなのか、因果関係を詳しく調べてほしい」

 東京・男性会社員(42)「服用するか、しないか、ほかの代替措置はあるのかを、患者と医師の双方でもっと確認、合意できる環境を構築することが大事では」

 岩手・男性会社員(50)「厚労省は疑いが濃厚という時期で公表し、国民と現場医師の判断に委ねるべきだ」

 青森・男性会社役員(74)「厚労省、薬剤メーカー、審査会の許可システムの再検討を」

 
副作用はつきもの
 千葉・女子高校生(18)「異常行動より悪化して脳炎などになるほうが怖い。処方は自己判断にまかせてほしい」

 埼玉・男性会社員(35)「処方停止によるインフルエンザ被害拡大のほうが深刻では」

 兵庫・男性会社員(35)「何らかの副作用があるのだろうが、処方されれば服用する」

 山形・男性(39)「薬効とリスクと双方存在することを認識してつき合うべきだ」

 千葉・男性会社員(43)「ネガティブな情報で薬が否定される、ということが今後頻発するようでは困る」

 神奈川・主婦(46)「多少不安はあるものの、有効な薬と聞いているので服用する」

 兵庫・男性公務員(55)「『100%安全でなければいけない』と考えていることが問題。薬も多かれ少なかれ副作用がある」

 沖縄・主婦(63)「特効薬として多くの人が助かっているのも事実。処方の際に本人および家族に同意書を取るなど選べるように」

                   


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