私もいいたい
VOL.214
参院選


Q 投票する候補者、政党を決めていますか?
YES 72%
N O 28%
Q 社会保険庁による年金記録紛失問題への与野党の対応は、投票行動に影響しますか?
YES 61%
N O 39%
Q タレントなど知名度の高い候補の擁立には賛成ですか?
YES 7%
N O 93%
参院選の日程が7月12日公示、29日投開票と決まりました。「憲法改正」や「年金問題」が主な争点になりそうです。3日までに228人(男性187人、女性41人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
知名度より政策
 福島・男性会社員(27)「知名度が高いタレントは、立候補した理由や政策展開を明確に訴えられないと、政治不信を増長しかねない」

 埼玉・主婦(37)「政治家の世襲は嫌いなので、知名度で対抗できる著名人の擁立には賛成。ただ、知名度が高ければ誰でもいいわけではない」

 奈良・主婦(38)「若い人に選挙への関心を持たせるという意味では、タレント候補擁立に賛成する」

 埼玉・男性会社員(53)「知名度だけで中身が伴わない候補は必要ない。目先の票取り合戦で候補者を決めるのは政治家として落第」

 東京・男性自営業(55)「具体的な政策の持ち主ならタレント候補も良しとする。人寄せパンダ的な候補者の擁立は、有権者をばかにしたもので、甚だ不愉快」

 広島・男性会社員(39)「外交では知名度が役立つケースもある。国家のためになるかどうかを判断基準に考えるべきだ」
年金と投票行動
 三重・男性無職(65)「年金問題については選挙とは別に党派をこえて処理すべし。選挙戦のテーマとして取り上げる問題ではない」

 海外在住・男性会社員(43)「年金も大事かもしれないが、憲法、教育、公務員制度改革など重要な問題はほかにもある。世界的大競争時代に日本という国家が生き残っていくために、戦後体制を全面的に見直す必要がある。その意味で重要な選挙だ」

 大阪・男性無職(68)「年金問題への対応が参院選の結果を左右するだろう」

 長野・男性会社員(56)「焦点は年金。前回衆院選の『郵政民営化』より切実だ」

 千葉・男性会社員(38)「年金問題は野党を含めた政治自体の問題であり民主党を中心とした野党が与党を攻め立てる性質のものではないはずだ」
国民のための政党へ
 大阪・男性会社員(37)「自民党以外に投票したいが、自虐史観の政党には投票したくない。結局、投票したい政党がない」

 東京・男性自営業(53)「衆議院で与党は議席を取りすぎている。参議院では逆転か、与野党が拮抗(きっこう)することを望む。日本の議会制民主主義が本物になることを希望する」

 東京・男性公務員(49)「野党に日本の行く末を任せられるか。そこが問題だと思う」

 大阪・男性会社員(26)「もう会社の経営や金持ちのための政治にはウンザリだ。本当の意味で国民のための政治をしてくれる政党へ」

 千葉・男性会社員(43)「多少の不祥事があろうとも、野党の力量はもはや見えている。今更、新しい動きは期待しない。与党の奮闘に期待するだけ」

 愛知・女性会社員(47)「どの党も、足の引っ張り合いはやめにして、真の愛国心を持って政治をやってほしい」


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