私もいいたい
VOL.223
朝青龍問題


Q 帰国は仕方がなかったと思いますか?
YES 44%
N O 56%
Q 日本相撲協会の一連の対応は適切でしたか?
YES 15%
N O 85%
Q 朝青龍の土俵での復活を期待しますか?
YES 19%
N O 81%
最新ニュースについて、ご意見をネットで募集するコーナーです。1日の紙面で募集したテーマ「朝青龍問題」について4日までに244人(男性197人、女性47人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
謝罪を
 千葉・男性無職(37)「謹慎は日本でさせるべきだった。帰国させるのなら、引退届を提出させるぐらいの厳しさが必要だった。甘えを許したことで、朝青龍の人間性は成長しないだろう」

 東京・男性公務員(33)「横綱としての品格は足りないと思ったが、日本文化を象徴するような相撲の世界で頂点に立ってしまい、環境に適応できなかったことに対しては同情した」

 大阪・男性会社員(37)「謝罪や今後の出直し宣言などの記者会見を一切せず無言で帰国したことは横綱としての道筋に反している。職務放棄だ」

 広島・男性会社員(45)「朝青龍の行動に問題はあったが、帰国はやむをえなかったと思う。モンゴルで休養の間は、そっとしておいてあげたい」

 神奈川・主婦(39)「精神的な問題を抱えている場合は故郷に帰すのが当たり前。強制的に日本相撲協会などが帰国を妨げれば、人権問題に発展していただろう」
美学取り戻す機会
 東京・主婦(50)「仮病と疑われる行動をとる品格がない横綱は必要ない。弟子に作法を教えられない師匠は排除すべし。協会は、相撲の美学を取り戻す今回のチャンスを見逃してはならない」



 東京・女性会社員(31)「協会の危機管理の無さと指導不足にあきれかえった。協会役員は人心一新して出直しが必要」



 岐阜・男性会社員(38)「協会は世論に押されて帰国させた感がある。もっと早い段階で判断すべきだった」



 富山・男性会社員(41)「強くても、傍若無人な力士は横綱にはふさわしくない。今後の横綱昇格は慎重にすべきだ」



 東京・男性無職(33)「協会は日本とモンゴル間の国民感情の悪化を招いたうえ、伝統と信用を破壊した。その責任は重い」

相撲以外の道もある
 東京・女性会社員(34)「処分を受けても外国での病気療養後に土俵に戻ってくるという前例を作ると、今後、まねをする力士が出てくる可能性がある。だから安易に復活を望むことはできない」



 大阪・主婦(32)「モンゴルから戻り復活したら、初場所で優勝を飾り、今回の騒動を一掃してもらいたい」



 岐阜・男性会社員(34)「相撲は神事。不浄な行為をする者には、土俵にあがってもらいたくない」



 埼玉・主婦(36)「『心・技・体』の『心』の部分が朝青龍には足りない。自分のわがままを貫いてしまった以上、土俵に戻ることはできないのではないか」



 千葉・男性会社員(40)「早く相撲を引退してK−1などのリングで活躍してほしい」



 和歌山・男性自営業(43)「問題の多い横綱だが、多彩な才能を持つ男なので魅力を感じている。広い意味での復活を信じている」



 宮城・主婦(45)「朝青龍にはモンゴルでの事業がある。二兎を追う者に選択の時が訪れただけ。自分が本当にやりたいことは何かを考えたら良いと思う」



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