Q アスベスト被害を知っていましたか? |
YES 84%
N O 16% |
Q 周囲にアスベスト被害が心配な建物はありますか? |
YES 62%
N O 38% |
Q 公害病に認定されるべきだと思いますか? |
YES 88%
N O 12% |
27日までに376人(男性322人、女性54人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
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●私も言いたい |
沖縄・男子大学生(23)「アスベストの危険は以前から指摘されてきた。政治家もマスコミも承知していたはずだ」
千葉・男性自営業(27)「小中学校の理科の実験で三脚に乗せる網が石綿だった。身近なものをチェックする必要がある」
東京・女性会社員(31)「大勢の被害者が出てから重い腰をあげる日本の危機管理は甘すぎる」
埼玉・主婦(35)「今後の処理が安全に行われるのか不安だ。解体、処理を請け負う業者はきちんとしたモラルを持ってほしい」 兵庫・男性自営業(38)「政治家や官僚が建設業界との癒着、圧力に逆らえなかったことが原因と考えている」
大阪・男性会社員(44)「整備士をしていたとき、毎日アスベストを使ったブレーキパッドの粉を吸っていた。マスクはしなかった。行政で規制してもらわないと作業効率優先で自衛手段はとりにくい。犠牲者、被害者はまだ増えるだろう」
神奈川・主婦(46)「有害と知りながら使用禁止にしなかった政治家、官僚、企業は将来にわたって補償し、責任を取れ。国は健康被害の治療法を開発してほしい」
秋田・男性公務員(52)「アスベストだけでなくエイズもBSEも官僚は不作為を決め込んでいた。不作為に対する責任の所在を明らかにし、処分すべきだ」
兵庫・男性自営業(57)「長年、建設現場で働いた。同年代で現場の仕事をしていた人は発病の可能性があるのではないか。該当者の健康診断を無料化して急いで実施してほしい」
愛知・男性(64)「アスベストの有害性は早くから知られていたのだから、マスコミは早くからもっと大々的に報道すべきだった」
群馬・男性(71)「国の責任であり、公害だと思うが、企業の責任追及を忘れるな」
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●記者のひとこと |
アスベスト被害がこれほどの規模とは知りませんでした。被害者はまだ増えるはず。撤去に伴う被害の拡大を防ぐ一方、治療、補償の体制整備を急ぐべきでしょう。(重)
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