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毎週金曜日の朝刊に掲載
VOL.121
分裂選挙
Q 対立候補を擁立する自民党の方針を支持しますか?
YES 70%
N O 30%
Q 新党は支持されるでしょうか?
YES 18%
N O 82%
Q 自民の分裂で民主に票が流れると思いますか?
YES 27%
N O 73%
24日までに1537人(男性1310人、女性227人)から回答がありました。
私も言いたい
20−30代
長野・男性フリーター(25)「新党結成は解散直後にすべきで、すでに大半の対立候補が出そろった時点で新党を結成しても駆け込み寺のような印象が残る」

大阪・女性無職(28)「分裂してだれがどんな考えを持っていたか分かってきた。それだけ今までは国民に見えにくい政治だった」

東京・男性会社員(28)「国政選挙は国家理念、政策に基づくべきで、党の政策をより反映するために落下傘候補は大賛成」

三重・男性会社員(30)「これを機会に持ちつ持たれつの関係から、政策的にまとまりを持った健全な政治に変わってほしい」

熊本・男性公務員(31)「多くの意見があってこそ政治が成り立つと思うので、締め付けを行っているのは政党失格だと思う」

埼玉・主婦(32)「政党政治である以上、党の公約に反対・棄権などの議員は除名が当然。これを分裂といえるかも疑問」

千葉・男性無職(35)「初志貫徹するなら疑念ある者は懐に入れるべきではない。首相の立場であれば対応は当然。だが、擁立候補に政治能力があるかどうかが問題」

東京・男性会社員(37)「この国が覚醒(かくせい)できるチャンスがめぐってきた。政党の政策本位で投票する時代へと変貌(へんぼう)し、特定の利益誘導型政治とは決別したい」

40−50代
静岡・男性公務員(40)「『刺客』を送ると、マスコミは面白おかしく報道しているが、党の公約に反する者を公認せず、主張を同じくする候補を擁立するのは当然だと思う」

宮城・男性会社員(42)「無党派の私は二十二年間、投票にいったことがない。どうせ変わらないという無力感からだ。でも今回の選挙は、私の一票が、『微力であるが無力ではない』を示す機会だと感じている」

東京・男性会社員(43)「落下傘的な新人候補擁立には疑問も感じるが、活躍する女性や話題のIT社長らを登用しており、小泉首相は組閣を含めた先のことを見越しているのではないか」

埼玉・主婦(47)「国民新党の議員さんたちはまったく時代に取り残されている。発言を聞いていても、地元や支持団体の利益優先で…」

富山・男性公務員(50)「すべて考えが同じという集団が考えられないし、危険でもある。異を唱えることも許されない硬直した政党には将来を託したくない」

京都・主婦(52)「分裂選挙になったおかげで、非常に分かりやすくなった。自民党のうさん臭い体質も、随分、きれいになるような気がする」

島根・男性公務員(54)「小泉さんのやり方には恐怖、異常を感じる。気に入らない者は、追っかけてまで、竹で突き上げている感じ」

新潟・女性会社員(57)「自民党が有名人などを立てているが、度を過ぎると国民もあきれる。民主党が漁夫の利を得る可能性もあるだろう」

60代以上
北海道・主婦(60)「刺客を送り強行突破することをはじめ、他者の意見を徹底排除するのは民主主義の危機」

広島・男性無職(61)「自民、民主とも国家観を共有しない異分子を抱えている。これを機に政界再編を進め、郵政に決着をつけ、憲法、外交、税制などに取り組んでもらいたい」

埼玉・主婦(63)「国会議員なのに地元有権者ありき、という図式を取り払うチャンス」

愛知・男性無職(65)「ホリエモンの立候補は、閉塞(へいそく)感を持つ志のある若者に前向きな刺激を与える」

京都・男性無職(65)「自民党が分裂すれば、野党が政権を担うのが本来の姿だ。しかし、民主党も改革政党とはいえず、国の根幹をなす政策はまかせられない」

秋田・男性無職(67)「これまでの新党は建前でも改革を掲げていた。今回の新党は金権体質を守ろうとする守旧派のあがきで、新党とは考えられない」

埼玉・男性(69)「新党は選挙用にすぎず、選挙が終われば理屈をつけて自民党に復帰するのではないか」

大阪・男性無職(69)「郵政民営化に反対する候補者に対立候補を立てるのは、国民に審判を仰ぐ以上当然。だが、ホリエモンの登場で選挙にお笑いの要素が入り、茶番劇と化してしまった」
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