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毎週金曜日の朝刊に掲載
VOL.124
台風への備え
Q 台風の進路や強さに関する情報は十分でしたか?
YES 88%
N O 12%
Q 避難勧告が出たら従いますか?
YES 91%
N O 9%
Q 台風や水害に備えた対策をしていますか?
YES 36%
N O 64%
14日までに341人(男性283人、女性58人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
私も言いたい
神奈川・男子高校生(16)「ニュースを見てもどれほど危険かイメージがわかないので、台風への備えについて真剣に考えられない」

千葉・男子大学生(20)「災害への備えは親に任せっきりという現状だが、家族全員での取り組みが大事なのだとハリケーンや台風14号の映像を見て気づいた」

埼玉・男性(24)「どこに避難していいか分からない。避難勧告はもっと強制力のあるものでいい」

東京・主婦(32)「直接の被害はなくても周辺道路が寸断されたら食料確保もできず治安が悪化するかも。日ごろから情報を集め危機意識をもって行動したい」

神奈川・男性会社員(34)「同一市町村内でも水害の危険性は変わる。危険地域の周知徹底をはかるのが大事。また勧告、指示、命令などの言葉の使いわけを分かっていないと従いにくい」

大分・女性会社員(38)「避難勧告に従うかはタイミングによる。台風14号のときは風雨が強まってから勧告が出たが、自宅でじっとしていたほうが安心」

兵庫・男性会社員(41)「全体の被害状況については手厚い報道があるが、地域の情報がやや手薄な印象。すばやく地域住民に状況を伝える仕組みを作ってほしい」

熊本・女性(42)「京都から熊本に引っ越し、台風に対する意識の高さに驚いた。人間、痛い目にあわないとなかなか動けないので普段からの啓蒙活動はとても大切」

東京・男性会社員(44)「不急の大規模公共事業などをやめ、自然災害の対策・防備の専門組織を」

千葉・男性会社員(54)「地震の震度のように台風の強さを数字で表して国民への浸透を図ってもらいたい」

岩手・男性無職(67)「地球温暖化や山野の荒廃、都市開発など人災の面もあるように思う。個人も政府も長期的な環境対策に目を向ける必要がある」
記者のひとこと
「備えあれば憂いなし」と書く一方で避難場所を知らないという声も目立ちました。この機会に、住んでいる地域の災害対策状況を調べてみるのもいいのでは。(O)
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