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毎週金曜日の朝刊に掲載
VOL.130
放送の公共性
Q テレビ局とネット産業の融合は必要だと思いますか?
YES 51%
N O 49%
Q テレビ局の株式上場に賛成ですか?
YES 62%
N O 38%
Q テレビ局は公共性を重視していると思いますか?
YES 13%
N O 87%
26日までに577人(男性513人、女性64人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
私も言いたい
沖縄・男子大学生(23)「テレビ局がこれまで高い倫理性を有していたとはとても思えない。経営に積極的な株主から刺激を受けることで新陳代謝を図るべきだ」

東京・男性自営業(30)「テレビ局はその影響力の大きさから公共性が大である。特定の資本家に牛耳られ個人の意向で恣意(しい)的に動かされていい存在ではない」

東京・男性会社員(32)「マスコミは普通の会社じゃないなんて思い上がり。公共性なんて必要ない。公共性はNHKに任せ、独自の意見や主張を発信すればいい」

富山・男性自営業(34)「電波は免許制なので公共性を、ネットはスピードと自由性を。違う媒体であるから、それぞれのコンテンツを持つべきだ」

東京・女性(40)「テレビ局が認識している公共性の定義が不明。既得権益で常に保護される立場にあるというおごりも悲しい」

海外在住・男性(42)「日本に帰って感じるのは、テレビ番組の下劣さと放送法などあってなきがごとしの偏向報道、印象操作。自浄努力など期待できそうもないし、新興産業がひっかき回してくれるのは結構なこと」

愛知・主婦(52)「テレビ局はもはや衰退産業。ネットは新しい感性で自前のコンテンツの拡大に力を入れるべきだ」

山口・男性公務員(52)「報道の権利ばかりを声高に叫ぶ姿、思想的な偏りを感じる報道を見ると、テレビ局が思う公共性と国民が考える公共性にギャップがある」

香川・男性自営業(63)「新興ネット企業との提携ではなくテレビ局自身が構築すればいい。マネーゲーム感覚のネット産業に公共性、中立性を任せるのは不安」

福岡・男性無職(66)「仲間内のおふざけ番組、食い物道中などもう飽き飽きだ。しっかりした若手経営陣を入れて、緊張感のあるテレビ放送を」
記者のひとこと
テレビ番組の内容への批判が目立ちました。放送業界に限らず、メディアの持つ公共性とは何か、改めて問い直す時代にきているように思います。(O)
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