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毎週金曜日の朝刊に掲載
VOL.134
携帯電話の新規参入
Q 携帯電話業界の活性化につながると思いますか?
YES 82%
N O 18%
Q 自分の携帯電話の会社変更を考えていますか?
YES 35%
N O 65%
Q サービス、価格は変化しそうですか?
YES 91%
N O 9%
22日までに302人(男性258人、女性44人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
私も言いたい
寡占状態打破に刺激
大阪・男子大学生(20)「かつてのインターネットのように価格破壊が起こることを期待」

海外在住・男性会社員(26)「インターネット機能を生かして、携帯電話の国際電話料金を安くしてほしい」

東京・男性会社員(26)「寡占化は価格高騰と技術レベル、サービスの低下を招く。どんどん新規参入したほうがいい」

神奈川・女性会社員(29)「番号ポータビリティー(番号継続)制度のおかげで契約している会社のサービスがやっと向上した。新規参入もいい刺激になると思うが、安かろう悪かろうでは困る」

東京・女性会社員(30)「新規参入決定が遅すぎた感がある。利用者には選択肢が広がり大歓迎。利便性と価格のよい会社に変更します」

神奈川・男性会社員(37)「現在の寡占状態を打破するのは新規参入が一番。ネットとテレビの融合が話題だが、携帯電話はそれにつながる有力な端末。新たな魅力ある商品を提供できれば一層の発展につながると思う」

愛知・男性会社員(44)「ハードおよびソフト面での使い方も含め、新しい携帯の形を望みたい」

新潟・女性(58)「韓国で携帯電話をレンタルすると日本に比べて小型で使いよく料金も安い。このようなのが日本に入ってくるなら歓迎です」

兵庫・男性会社員(66)「規制緩和と自由化は大切です。雇用の拡大と企業努力の成果に結びつき、日本経済の発展に貢献する」

注文も
京都・男性会社員(41)「消費者としてはありがたい。だが現状の契約会社からの乗り換え手続きの手間や利用期間条件つき契約などが障害となり、後発の会社には苦しい参入となるだろう」

東京・女性会社員(43)「電波を扱う業者の企業モラル、社会的責任はますます重い世の中。新規参入は大いに結構だが準公共的企業として自覚を求める規制は必要」

東京・男性自営業(45)「サービスの多様化には期待しますが、競争の激化により若者の携帯依存症の増加に拍車がかかるようで不安」

東京・男性(47)「停滞感は払拭できるだろうが長続きはしないと思う。価格も初めは下がるだろうが過当競争により新規参入組は撤退せざるを得なくなると思う」

愛知・主婦(52)「電波は非常に限られた特権であり、テレビ、ラジオ、携帯などの事業には電波使用期間を五年に限り、新規、更新ごとに入札制を導入して使用量の高い順に認可すべきだ」

東京・男性会社員(59)「携帯電話のインフラがこれだけ整備されてきているのに利用者への還元が少なすぎる。サービスも、もう少し年配者に配慮したものが生まれてくることを期待したい」

広島・男性無職(64)「サービス競争はいいと思うが、われわれ中高年にはリスクの大きい商品になる恐れがある。ビジネスには有効だが、人と人の心を通わす点では携帯では淡泊になる」

携帯の普及は限界?

埼玉・男性会社員(22)「新規三社の獲得予想契約者数があまりに多すぎたり、経営面に不安定な要素があるのに認可は容易すぎた」

神奈川・男性公務員(30)「価格面やサービスでは新規参入は歓迎すべきだと思うが、公共財である電波を利用する事業はもちろん、他事業でも多数企業が競合しすぎるのは望まない。既存三社で低価格、よりよいサービスを提供できなかったのだろうか」

東京・女性会社員(25)「業界の活性化のためなら、子供にまで不必要な携帯電話を持たせていいのかと思う。悪影響を及ぼす余計な情報が氾濫(はんらん)してしまう」

埼玉・男性公務員(31)「使用料が少々安くなり、くだらない娯楽サービス競争が盛んになるだけ。“携帯オタク”以外にはどうでもいい話」

沖縄・男性公務員(41)「電話番号を変えずに契約会社を乗り換えられるようになると、個人情報の管理に不安」

神奈川・男性会社員(55)「消費者の立場からほとんどメリットはないだろう。むしろ、それぞれの携帯会社が疲弊して競争力も落ちていくことを心配する。既存の中でそれなりの競争で十分」

秋田・男性無職(67)「携帯電話はもはや成熟産業。莫大(ばくだい)な投資を必要とすることから、再び統廃合されるだろう」
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