Q あなたの地域で、子供の安全に不安はありますか? |
YES 73%
N O 27% |
Q 子供の安全のために何か対策をしていますか? |
YES 36%
N O 64% |
Q 地域の安全のために積極的に役立ちたいですか? |
YES 82%
N O 18% |
20日までに243人(男性208人、女性35人)から回答がありました。主な意見は次の通りです。
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●私も言いたい |
◆対策あれこれ
東京・男性会社員(28)「犯人像など面白おかしく報道するマスコミが問題。模倣犯が増える。警察が巡回しているなど対策の報道を増やせ」
茨城・男性公務員(31)「親が学校の送り迎えをするなど、親が全責任を負うべきだ。集団登下校や地域パトロールなどの対策はもちろん必要だが、責任を学校や地域に押し付けるのは間違い」
大阪・男性会社員(31)「高齢者を抑止力として使うという提案があるが、高齢者すべてが聖人君子ではないと思う。選考方法、課題は多い」
神奈川・主婦(33)「子供の事件が起きるとすぐ地域社会の協力や防犯の必要性が叫ばれるが、それらは対処法にすぎない。変質者予備軍を生み出さないようアダルトビデオ貸し出しの細かい規制などが必要」
東京・男性フリーター(34)「子供と大人がコミュニケーションを取れるようにいろいろな人が子供を守る活動に参加し、子供との交流機会を持つべきだ」
東京・女性会社員(37)「監視カメラを設置するより、警察官を増やすほうが意義深い。時間のある人たちを募り、ボランティアで町内パトロールをしてはどうか」
新潟・男性自営業(38)「法務省と日教組と文部科学省は何をしているのか。登下校時だけが危険なのではない。いつでも危険だと自覚を。子供の教育から見直すべきだ」
茨城・男性会社員(39)「どんな対策をとっても無駄。多少減らせるとしたら、即死刑などの厳罰で臨まなければ」
千葉・主婦(40)「外で働くことをやめて家にいようとする主婦が増えていくのではないか。子供たちを守れるのは地域社会に戻ろうとする母親たちの自然発生的なネットワークだと思う」
高知・男性会社員(50)「犯罪者に優しい日本では地域の第三者に任せずに、自分の子供は自分で守るしかない」
岩手・男性公務員(58)「警察はもちろんですが保護者、地域住民、学校関係者、市町村、防犯ボランティアが一体となって取り組むべきこと。関係する人たちが連携を取りあうことで安全対策の効果がでてくる」
北海道・男性(70)「幼児誘拐などの前歴のある人は、海外のようにGPSつき発信機をつけさせて所在を常時監視できるようにしてほしい。この種の犯罪は繰り返す可能性が高い。刑罰も重くする必要がある」
◆犯罪の要因は?
群馬・男子大学生(19)「通学区などがなくなり自由度が増えた分、対策がとりづらくなった」
兵庫・男子大学生(20)「マスメディアでは、子供に対する犯罪をゲームや漫画が助長しているなどというが、これは違う。弱者ゆえに子供がねらわれるのだから、そばに大人を付けておくのが抑止につながる」
埼玉・女性無職(26)「最近変質者が多くなった原因の一つは、学校と家庭の教育が不十分で、道徳を教えられる大人がいなくなったこと」
神奈川・男性会社員(33)「犯罪者に対する制裁が軽すぎる。精神鑑定を受けて異常が見つかったら罪が帳消しになるのはいかがなものか。そもそも、まっとうな人間は子供など襲わない」
広島・男性(48)「人間としての倫理や道徳を教えたり学んだりする教育的な場がなくなってきている。その遠因は社会があまりにも経済至上主義、ブランド志向などの価値基準に偏っているからだと思う。偏差値など数字で人が評価される社会のありさまこそ、本質的な問題をはらんでいるのではないかという気がする」
東京・主婦(61)「学校の閉鎖性にも一因がある。運動会の開催日も地域住民に連絡がない。学校の孤立化をはかっているようだ」
京都・男性無職(61)「ライフスタイルが個人重視になるにつれ犯罪が増えている。保護者が付き添っての登校はわが子さえよければの個人主義を助長させ、根本解決にはならない」
和歌山・男性無職(63)「地域の人間関係が希薄になった。子供に声掛けを禁止する条例を作ったところがあれば、声掛け運動を始めたところも。対策なんか思いつかないのが現実」
◆不安あおりすぎ
北海道・男性会社員(28)「子供の安全は守らねばならないが、マスコミもやみくもに不安をあおるだけの報道はやめるべきだ」
埼玉・男性フリーター(29)「地域社会の崩壊が叫ばれているが、ヒステリックになるあまり人間関係がギスギスしすぎて地域の信頼関係の崩壊が加速するのも問題」
三重・男性自営業(37)「世間が子供の人権に目を向けるようになってきたので、子供に対する犯罪が多くなっているように感じるのだ。昔から子供に対する犯罪は存在した。見る目が変化しただけ」
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