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SUMiRE MEMO
文と写真 by 土井繁孝/写真報道局
2月8日(火) 大阪夕刊
公演詳細は公式サイトで
連載 産経新聞における主な塚関連連載記事は次のとおりです。

・東京本社が発行する毎月第1、3月曜日朝刊の「ザ・タカラジェンヌ」

・大阪本社が発行する毎週土曜日夕刊の「すみれの園を創る人たち」


・大阪本社が発行する夕刊では、毎月第2火曜日に大判の写真をあしらった連載「宝塚ファンタジア 夢の小部屋」も。

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

OG関連記事 演劇一般など、それぞれ活動のジャンルごとに掲載しています。
ENAK編集部
編集局文化部
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月組 月船さらら:宝塚ファンタジア 夢の小部屋
妥協なし! いつも前へ
『エリザベート』の公演に備え、多くのビデオや資料を研究したという月船さらら。ハンガリーの歴史を感じさせるような芝居がしたいという=宝塚市の宝塚ホテル


平成8年初演のウィーンミュージカル『エリザベート』は、今や宝塚を代表する作品に成長した。黄泉の帝王トートと、皇妃エリザベートの間に繰り広げられる愛と死の物語に、これまでに約113万人の観客が訪れた。初演の雪組から星・宙・花の各組へと続き、今回の月組公演で5組すべての上演を果たしたことになる。



『エリザベート』のフィナーレ、軽やかな足どりで大階段を駆け下りる
『エリザベート』のフィナーレ、軽やかな足どりで大階段を駆け下りる
月組の月船さららは、平成10年の宙組公演で一度『エリザベート』に出演している。脇役の1人にすぎなかったが、当時を振り返って「今の私にとって、とても大切な経験でした」と話す。

今回の公演では、主要なキャストの1人、ハンガリーの革命家エルマー・バチャニーを演じる。エルマーはある種の狂気を感じさせる革命家。トートの誘惑に乗り、革命への道を突き進んでいく。

エルマー役は自分で練り上げていく余地が多く、これくらいと妥協するとそこで終わってしまう怖い役柄。努力した分がそのまま結果に反映すると感じたという。



話題の多い『エリザベート』だが、とりわけ彩輝直と瀬奈じゅんが演じるトートとエリザベートへの反響は大きかった。本公演で退団する彩輝と、その後を継いでトップが内定している瀬奈は共に『エリザベート』の舞台は経験済み。しかし、男役が皇妃エリザベートを演じるのは初めての試みになる。「男役の瀬奈さんが真っ白な状態でエリザベートを演じる姿に、新鮮な女らしさを感じました」と話す。

今までの経験を活かしながらも新しい気持ちでけいこに挑む上級生や、熱心な下級生に囲まれて「月組の『エリザベート』は面白くなります」と声を弾ませた。

『エリザベート』でハンガリーの革命家エルマーを演じる月船さらら。黄泉の帝王トートにそそのかされ、革命に燃える青年を熱演した


初舞台から10年という節目の年を迎え「下級生の頃は、毎日けいこに追い立てられていました。経験と共に周囲を見渡す余裕ができた今だからこそ、自分に妥協することなく毎日を100%の力で挑んでいきたい」と理想の芝居を模索する。

「舞台は好不調が現れやすい世界。不調の自分をみつめる事で、新しい世界が拓けます。けいこに打ち込むことが自分にとって救いになります」とひたむきに舞台人としての情熱を燃やし続ける。



月船さらら(つきふね・さらら)、滋賀県出身。平成8年『CAN-CAN』で初舞台、月組に配属。同10年宙組へ。同13年『ベルサイユのばら2001』で新人公演初主演後、再び月組へ。同15年バウ・ワークショップ『春ふたたび』でバウホール初主演。身長168センチ、愛称は「さららん」

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