宝塚音楽学校で卒業式

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●ENAK編集部
●編集局文化部

宝塚音楽学校で卒業式

47人のタカラジェンヌ誕生

兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校（小林公平校長）で1日、第91期生の卒業式が行われ、48人が2年間、歌やダンスの厳しいレッスンに励んだ学びやを巣立った。

卒業式を前に記念撮影する宝塚音楽学校の第91期生＝１日午前、兵庫県宝塚市

講堂で行われた式では、小林校長が「健康に留意して、立派な社会人、舞台人として、志した道を堂々と歩いてほしい」と激励した。

卒業生を代表して、秋田市出身の加賀千尋さん＝芸名・天寿光希＝が黒紋付きに緑色のはかま姿で「芸の道は遠く厳しいが、宝塚乙女として、清く正しく美しくの精神を忘れず、一生精進していきます」と答辞を朗読。加賀さんは２年前の入学式でも、新入生総代としてあいさつした(関連記事：91期生入学式)。式の後、加賀さんは「今は、うれしさと感謝の気持ちで胸がいっぱいです。一日一日を大切に一歩一歩力強く歩いていきたい」と話した。

卒業式を前に記念撮影する宝塚音楽学校の第91期生＝１日午前、兵庫県宝塚市

卒業生は同日午後、1人をのぞいて宝塚歌劇団に入団し、タカラジェンヌの仲間入り。3月25日に開幕する花組公演「マラケシュ・紅の墓標」「エンター・ザ・レビュー」でデビューを飾り、恒例のラインダンスを披露する。



卒業式後、花束を手に記念撮影する宝塚音楽学校の卒業生＝１日午前、兵庫県宝塚市（上、共同）、宝塚音楽学校の卒業式で答辞を読む卒業生代表の加賀千尋さん＝１日午前、兵庫県宝塚市（下左、共同）、涙を流しながら在校生から花束を受け取る宝塚音楽学校の卒業生＝１日午前、兵庫県宝塚市（下右、共同）

記事は共同通信社の配信です。