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雪組 音月 桂:宝塚ファンタジア 夢の小部屋
秋 ますます“おいしい”私
11月8日(火) 大阪夕刊 by 奥地史佳
自分を動物に例えると“かわいい”おさるさん。「いつも、はしゃいでいていたずら好きだから」と笑う


11月。全国ツアーに筋トレとタカラジェンヌの秋は忙しい。そんな中一番の楽しみはおいしいモノとの出合いという。

「種類を問わず評判のお店には、ついつい行ってしまうんです。最近はインターネットでチーズケーキやワインをお取り寄せしたり…」

そんな“おいしい”話より、もっと楽しそうな笑顔を見せるのが舞台の話。もともと男役として活躍してきたが、昨年は“娘役イヤー”と自分で呼んでいるほど、女性の役を多く演じた。そんな経験を通じ、「ダンスシーンでのリードの方法や目線など、客観的に男役を見直すことができました」という。

ショー『ワンダーランド』は、冒険や未知との出会いがテーマ。宝塚という「不思議の国」へと迷い込んだ気分になる


信じられるのは自分だけ。グランド・ロマン『銀の狼』で孤独な野心家ジャンルイを熱演
信じられるのは自分だけ。グランド・ロマン『銀の狼』で孤独な野心家ジャンルイを熱演
現在は全国ツアーの真っ最中。19世紀末のヨーロッパを舞台に、ある事件に巻き込まれ記憶喪失になった殺し屋と、事件の真相を知る薄幸の女性との愛を描いたサスペンス・タッチのドラマ『銀の狼』で、物語の鍵を握る人物、ジャンルイを演じている。

「ジャンルイは野心家で、物語の最後まで改心しないまま終わる個性の強い人物。30代後半の設定なので、渋くて陰のある大人の男性を演じたいと思います」

今年で男役として8年目になる。大好きなチーズケーキに例えると「ようやく土台のクッキー部分ができた段階で、おいしいチーズの部分はまだまだ」。きっと来るこの人の“旬”が待ち遠しい。

おとづき・けい 埼玉県出身。平成10年『シトラスの風』で初舞台、翌年雪組へ配属。平成12年、ドイツ・ベルリン公演に参加。平成13年『猛き黄金の国』で新人公演初主演。平成16年、日生劇場『花供養』では近衛信尋役を熱演。今年4月のバウホール公演『さすらいの果てに』では主役のジェフリー・ブライトンを演じる。身長167センチ。愛称は「KIMU」


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