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宝塚歌劇団月組 東京公演始まる
ジャジーに新トップコンビ お披露目
11月18日(金)
宝塚歌劇団月組「宝塚ミュージカル・ファンタジー『JAZZYな妖精たち』」(作演出・谷正純)「グランド・レビュー『REVUE OF DREAMS』」(作演出・中村一徳)東京公演が18日午後、東京・日比谷の東京宝塚劇場で始まった。12月25日まで。月組の新トップ・コンビ、瀬奈じゅんと彩乃かなみのお披露目公演。

「REVUE OF DREAMS」フィナーレのあさこさんをクリックするとSTAGE GRAPHに飛びます


「JAZZY−」は1920年代のニューヨークが舞台。アイルランドの施設で育ち、米国に夢を求めて移民してきた5人の若者たち。15年後、それぞれの道に別れた彼らの人生が交錯し、忘れていた純真な心を、妖精たちの力をかりて取り戻していく…。

宝塚大劇場公演(9月25日〜10月31日)とはラストシーンを変更。生命の賛歌というトーンを強くしている。

「REVUE OF−」は、現代ニューヨーク、未来の果てしない宇宙、異邦の砂漠などを背景に、“ダンサーの瀬奈”の魅力を押し出した、ハードなショー。ジャズのフォービートとメタルの2ビートとが交錯する中、シャープな感性の瀬奈とたおやかな彩乃を中心にした、“新生・月組”のエネルギーを見せている。

この日は、午前中に舞台けいこが行われた。今月14日に韓国公演から帰ってきた星組トップスター、湖月わたるが見学にきていた。

瀬奈じゅん けいこ後、同劇場内で月組トップスター、瀬奈じゅんが会見。「25日のクリスマスまでがんばります」と意気込みを語った。会見の内容は以下の通り。

−−意気込みは?
宝塚大劇場での公演を終えて(東京に)きたわけですが、休演者が戻ってきたり、ちょっと手直しされた部分もあるなど、新しいものを演じさせていただいているという感覚です。お客様にも“新しい風”を感じていただきたいと思っています。

−−「JAZZYな妖精たち」のみどころは?
おさななじみの5人のきずなを大切に演じています。どんなことがあっても信じる、ということを大切に。それを感じていただきたい。忘れかけていた、ピーター・パンを信じる心を取り戻していただけるような、そんな子供心に戻れるところがみどころでは。

−−「REVUE OF DREAMS」のみどころは?
「JAZZYな妖精たち」とは、ぜんぜん違う世界ですね。お芝居とはギャップがある。“カラ元気”みたいな感じで、とにかく元気にパワフルに。だからといって中身がないわけではない。“新生月組”のスタートの勢いを感じていただけたら。

−−トップスターの自覚は
いい意味のプレッシャーをいつも感じていたいです。

−−月組の魅力は?
クリスマスツリー 去年の大運動会−−まあ、そのとき私は花組で最下位だったんですけど、月組は優勝しました。ちょうどあのころ月組公演に出ていましたから、運動会の準備などはたいしてしていないことは知っていました。なのに優勝してしまったのは、団結力が強いから。何かに向かって一丸となって取り組む姿勢が月組の魅力。だから優勝もできた。そういうみんなに乗っかって自分もがんばりたいです。



なお東京宝塚劇場では同日から1階ロビーにクリスマスツリーが飾られている。今年は白いツリーに金銀のボール、紫のバラが飾りつけられている。募金することで紫のリボンをツリーに飾ることができる。

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芝居はあらすじに触れていますので、観劇予定の方は、劇場に足を運んだ後にごらんください。なお、あらすじは、あくまでENAK編集部が観劇した際のメモなどに基づいたものですから、実際と異なる場合もあります。









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