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星組 立樹遥:Stars of 宝塚
名作を経験し、さらなる飛躍を!
TV navi 5月号
今年はマリー・アントワネット生誕250周年にあたる年なんだとか。それを記念して宝塚歌劇十八番とも言うべき人気作『ベルサイユのばら−フェルゼンとマリー・アントワネット編』を上演中。連日満員の客席はヒートアップする一方だった。そんな観客の熱気に負けないほどの熱演を見せた立樹遥は、今作でアンドレとベルナールという重要な2役を、役替わりで演じている。

    


「『ベルサイユのばら』はすごく出たかった作品なので、本当にうれしいです。韓国公演でも『ベルばら』を上演したのですが、韓国では今コミックの『ベルばら』が人気だそうで、私たちもどういう反応が返ってくるのかプレッシャーでしたが、とても喜んでくださってうれしかったですね。韓国のお客様に励まされました。アンドレという男性は、演じている私から見ても魅力的。何でも受け入れる器の大きさが想像以上で、自分の中にはない感情を作り出す楽しさや難しさを感じました。アンドレを演じて、『他人を思いやる心』『自分中心ではない心』は、やはり忘れてはいけない大切なことなんだなと、あらためて思いましたね」

    


これぞ宝塚という作品に出演し、いろいろと得るものが多かったという立樹遥の次回作は、宝塚バウホール公演『フェット・アンペリアル』。初めての単独主演となる作品を楽しみにしつつも、意欲を燃やしているとのこと。

    


「作・演出の大野(拓史)先生曰く、友情あり恋愛ありの物語で、私が演じる人物は、親への反抗心からスパイになるのですが、そのあたりの心の葛藤やスパイになるまでの過程を創り上げていく段階も、きっとたくさん悩むと思うんですけど楽しみにしています。悩めば悩むほど、作品に深みが出ると思っているので、とことん悩みたいですね」

    


軍所属のスパイ役なので、物語冒頭は軍服姿、スパイ活動中はもちろん衣裳も変わり、髪形も変えるとかで、見た目の変化も楽しめそう。「作品は皆の力で作っていくものだと思うので、バウホール出演者の皆と共にいい作品を作り上げたい」と、意欲に燃えている。『ベルばら』公演のあと、すぐに稽古に入るそうだ



立樹遥のTV Check NOW!

必ず見るのが「とくダネ!」です。毎朝時計代わりに見ています。キャスターの笠井(信輔)アナも宝塚がお好きだし! あと「ウルルン滞在記」も好きですね。自分が海外にあまり行けないこともありますし、普段なかなか行けないような場所に行って、特別な体験をしてくる「ウルルン」には魅力を感じます。言葉の通じない国でも、行った方が必ず友情や感動を持ち帰ってくるところもいいですよね。私自身も例えば旅行するとして、寝泊りする場所が近代的に整備されてなくてもけっこう平気なので、「ウルルン」向きかもしれません! もし私が「ウルルン滞在」するなら、農作業などの力仕事がいいかな? それだったら最後までやりとげられそうな気がします。









記事に関連した情報です
たつき・よう 11月10日生まれ。神奈川県横浜市出身。93年『BROADWAY BOYS』で初舞台後雪組に配属。99年『ノバ・ボサ・ノバ』で新人公演初主演。長身をいかしたダイナミックなステージで好評を得る。02年『ホップ スコッチ』で壮一帆、音月桂と共にバウホール初主演。03年に星組へ組替え。05年TSミュージカルファンデーション オリジナルミュージカル『タック』に外部出演。

星組バウホール公演に主演!
バウ・ミュージカル『フェット・アンペリアル−帝国の祝祭−』
公演期間:6月2日〜6月11日
公演場所:宝塚バウホール
作・演出=大野拓史

第二帝政期のフランスを舞台に展開する友情と恋の物語。イギリス軍人ウィリアムは、スパイとしてフランスに赴任してくる。彼に与えられた使命は、クリミア戦争絡みの工作活動だった…。
(問)宝塚歌劇インフォメーションセンター TEL.0570-00-5100



今回の記事はTVnavi最新号に掲載しています。
TVnaviでは、連載「STARS of 宝塚」 を掲載。毎月1人のタカラジェンヌに話を聞いています。
誌上ではグラビア撮影時にポラロイドで撮影した写真にサインを入れたもののプレゼントも行っています。
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