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タカラジェンヌ 夢の軌跡 雪組 水 夏希(3)
キャリア重ね、上級生の自覚も
2月17日(金) 大阪夕刊 by 平松澄子
新人公演を卒業したあと、花組の宝塚大劇場公演「源氏物語 あさきゆめみし」(12年)では、明石の上で女役に挑戦した。

「これもびっくりしましたよ。いきなりの母親役なんですもの。でも演じていて、私も女だったんだって感じるところはありました」

その年の夏にはドイツ・ベルリン公演に選抜メンバーで参加。帰国後、7月に宙組に組替えになり、中堅スターとして重要なポジションを担うようになる。「ベルサイユのばら2001」のオスカルとアンドレの役替わり、「鳳凰伝」の盗賊の頭バラク、「傭兵ピエール」の傭兵部隊の幹部ロベール…。宝塚バウホール公演でも、「フィガロ」(13年)のタイトルロール、「里見八犬伝」の犬江親兵衛と主演が続いた。

「『フィガロ』は初めてのコメディーで難しかった。お客さまは泣く芝居では毎回泣いてくださるけれど、セリフや間で笑わせる芝居はそうはいかない。こんなに苦しい作品はなかったですね。『八犬伝』は自分が上級生の立場になり、しっかりしなくっちゃと意識が変わってターニングポイントになった作品です。それまでの舞台は本当に、上級生の方に支えられてきたことを痛感しました」

15年の大劇場公演「白昼の稲妻」では、冷酷なランブルーズ伯爵役で初めて悪役に挑み、すごみのある演技で新境地を見せた。「おもしろかったですね。ヒゲも初めてつけたし。地面を感じて舞台に立つ感覚があって、すごく好きな役です」

ところが、この役は翌16年正月からの東京公演では、途中から星組の安蘭けいが役替わりで登板。自身は2月の雪組中日劇場公演に出演するなど宝塚歌劇創立90周年企画で、他の組への特別出演となったからだ。

雪組の「スサノオ」では妖しい魅力を放つアオセトナ役、花組の「La Esperanza」ではタンゴダンサーのベニート役などで、大いに存在感を発揮した。

そして17年は宙組に戻り、「ホテル ステラマリス」に出演したと思ったら、4月にまた雪組に組替え。月→花→宙→雪と、じつに4組目の異動となった。

つづく


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