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星組 陽月 華:宝塚ファンタジア 夢の小部屋
「ベルばら」想像力を翼に
1月24日(火) 大阪夕刊 by 奥地史佳
昨年の韓国公演でお土産にもらって以来、韓国海苔が“マイブーム”。「やっぱりごま油の効いたスタンダードなものが好き」


「お正月公演は好きなんです。今年も1年頑張るぞ。と気持ちがシャキッとするから」

今年は五年ぶりの“ベルばら”イヤー。元旦から大劇場で始まった『ベルサイユのばら−フェルゼンとマリー・アントワネット編−』で、投獄され、死を覚悟したアントワネットを支えるロザリー役を演じている。

激動の時代を生きるロザリー(上=(右)、下左=(右)、下右=(左))。“ベルばら”の世界を彩る


フィナーレでは、美しく華やかなロザリーの姿も見ることができる
フィナーレでは、美しく華やかなロザリーの姿も見ることができる
星組の公演だが、オスカル役を各組からの特別出演者が交代で演じるのが見どころのひとつ。「違う組の方が入られることで、同じシナリオでもまったく違った舞台のように感じます」と、各組のトップらの持つ存在感を実感している。

「フランス革命という激動の時代が背景の物語だけに、ロザリーの優しく繊細なところを重点的に演じたいですね」

大切にしているのは「想像力」。今回の舞台の準備のため、マンガに登場するロザリー自身に近づけるように原作を読み直した。

「自分の経験だけに頼って役作りをしてしまうと、役に広がりがなくなってしまう」と、あえて自分を“無”にして、イメージをふくらませ、登場人物に近づくことを舞台人としていつも心がけているという。

休日はそんなイメージトレーニングの時間。古着屋をめぐったり、カフェでお茶を飲みながら、街を行く人々を眺める。

「あのカップルはどんな2人なんだろうとか、次は手をつなぐのかな…とか。恋人たちのしぐさや表情は、想像力を鍛えるのに一番の教材」と笑った。

ひづき・はな 東京都出身。平成12年『源氏物語 あさきゆめみし』で初舞台。同年、星組に配属される。平成13年『ベルサイユのばら2001』ではアンドレの少年時代を演じる。平成15年『王家に捧ぐ歌』で新人公演初ヒロイン。平成18年『ベルサイユのばら』の新人公演でマリー・アントワネットを演じる。身長164センチ。愛称は「うめ」


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