「『愛』は自分が使いたかった名前。それに合う姓がなかなか思いつかなくて、日舞の先生にお願いしてつけていただきました」
花總まり(宙組娘役トップ)にあこがれて、小さいころからタカラヅカを目指し、バレエや日舞を習っていたそうで、日舞の名取名は「花柳萩佳誉(はなやぎ・はぎかよ)」という。
愛称は「しな」。
小柄(156センチ)なかわいい娘役のホープ。「劇団で1、2を争う小ささなので、これまでの役はほとんど子役」だったが、現在、宝塚大劇場で上演中の「春麗の淡き光に」(4日まで)の新人公演で初めてヒロインをつとめ、主人公の藤原保輔(音月桂)をひたむきに愛するヒロインの若菜を演じた。
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「お話を聞いたときはびっくりしました。日本物のお芝居だったのがせめてもの救いですね。緊張しっぱなしでしたが、思ったより落ち着いてできたかなと思います。私はお芝居が大好きなので、今年はもっともっと大人の役にチャレンジしたい」と、初々しく抱負を述べた。
また、昨年7月に開局したCS放送の「TAKARAZUKA SKY STAGE」のスカイ・フェアリーズにも選ばれ、舞台紹介やリポーターなどもつとめている。
「テレビに向かって自然にしゃべることに、最近やっと慣れてきました」とか。
平成11年入団。さいたま市出身
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