「クラブアラベスク」に
産油国のファデル将軍（悠なお輝）が
ディディエに連れられてやってくる。
ディディエはシュバリエに
将軍はアラカト社にとって
大切な人物だと説明する。
取り巻きの軍人、ラシッド・サラム（樹里咲穂）は、
用心深く周囲に目を光らせている。
領事館の広報官、ムジャヒド・ナセル（貴城けい）は、
将軍のお供にへきえきしている。
国王の娘でパリに留学中の
ナディア・ジャミーラ（舞風りら）も
呼ばれてやってきた。
気にそわないが、将軍の国での権勢は盛んで
父である国王（飛鳥裕）のためにも、
むげに断ることはできなかったのだ。
が、傲慢な将軍の態度に辟易して
敢然と席を立つ。