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雪組東京公演 始まる
クールだけど温かい“パリの休日”
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宝塚歌劇団雪組「ミュージカル・プレイ『Romance de Paris』」(作演出、正塚晴彦)「レビュー・ファンタスティーク『レ・コラージュ−音のアラベスク−』」(作演出、三木章雄)東京公演が8日、東京宝塚劇場(東京都千代田区)で始まった(関連記事:宝塚大劇場公演評)。12月23日まで。
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「レ・コラージュ」のフィナーレ=東京宝塚劇場 |
「Romance de Paris」(関連記事:STAGE GRAPH)は、パリのクラブ経営者、ヴァンサン・シュバリエ(朝海ひかる)が産油国のクーデターに巻き込まれる。自身の複雑な家庭事情も絡んで、産油国王の娘でパリに留学中のナディア・ジャミーラ(舞風りら)を助けるヴァンサン。クーデターの成り行きを軸とした前半はサスペンスタッチで。そして、後半は、名画「ローマの休日」ばりに、シュバリエとジャミーラの身分違いゆえの切ない、つかの間の恋の情景を描く。朝海の、どこまでもクールで、しかし、心優しい主人公が魅力的だ。
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「Romance de Paris」より=東京宝塚劇場 |
「レ・コラージュ−音のアラベスク−」(関連記事:STAGE GRAPH)は、ジャズからロックまでさまざまなビートの音楽が織りなす華麗なショー。
ともに専科から樹里咲穂が出演。
この日は午前、舞台けいこが行われ、けいこ終了後、朝海が「クリスマスシーズンも近づき、街も次第にホットになっりつつありますが、それ以上にホットな舞台になるようがんばってまいりたいと思います」というコメントを発表した。
同日から、東京宝塚劇場内にはクリスマスツリーが飾られている。
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東京宝塚劇場1階フロア階段横に飾られているクリスマスツリー |
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