The name of タカラジェンヌ
専科、京三紗:姓名判断で「京三紗子」
0930ichan.jpg
専科、京三紗
昭和46年入団 横浜市出身
姓名判断でつけた芸名は「京三紗子」。人気運のある24画だったが、役のつき始めた入団3年ごろに、「子」をはずして現在の名前にしたそうだ。

「運気は強いけれど孤立運もあるらしいんです。舞台はみんなに助けてもらって成り立つものだし、娘役としてはもう少しやわらかいイメージのほうがいいということで、変えました」

組長経験もあり、しっとりとした芝居に定評がある大ベテラン。「永遠物語」の松五郎の母親よね役の名演、「あかねさす紫の花」博多座公演の斉明天皇役の存在感などは、とくに印象が強い。10月3日初日の宝塚大劇場宙組公演「白昼の稲妻」では、主演のトップ・和央ようかの母親クリスティーヌ役で特別出演する(11月17日まで)。

また、日舞は「花柳禄三紗」の名を持つ師範で、10月17日に行われる「宝塚舞踊会」(大劇場)ではオリジナル作品の「南蛮道成寺」を舞う。

「毎年の舞踊会はとても大切にしている舞台です。今回はお世話役もさせていただいているものですから、公演と重なると大変になりますねぇ。日舞は宝塚に入ってから始めましたが、これまでやってきた成果を資格という形でとれるので励みになります。まだまだ未熟ですが師範をとらせていただいたので、これからは指導的な立場にもなれたらと思っております」

物腰も言葉遣いもじつに丁寧な人だ。

SUMiRE DATA
9月29日(月)大阪夕刊
interview by
平松澄子
SUMiRE LINX
SUMiRE STYLE index
ENAK TOP PAGE
SUMiRE MEMO
連載 産経新聞における主な宝塚関連連載記事は次のとおりです。
・東京本社が発行する毎週木曜日朝刊の「SUMiRE STYLE」
・大阪本社が発行する毎週月曜日夕刊の「The name of タカラジェンヌ」

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

OG関連記事 演劇一般など、それぞれ活動のジャンルごとに掲載しています。
MAIL
ENAK編集部へのご意見はこちらまで
編集局文化部へのご意見はこちらまで
SUMiRE STYLE@産経新聞 ENAK 流行+芸能


ENAK?流行+芸能
産経Webに掲載されている記事・写真の無断転載を禁じます。
すべての著作権は産経新聞社に帰属します。
(産業経済新聞社・産經・サンケイ)
Copyright 2003.The Sankei Shimbun. All rights reserved.