充実感でいっぱい
011001速報 平松澄子@大阪文化部 

 
宝塚歌劇団星組のトップスター、稔幸(みのる・こう)が1日、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で「ベルサイユのばら2001−オスカルとアンドレ編」の千秋楽を終え、16年間のタカラヅカ生活にピリオドを打った。

 また“ベルばら”は同日、初演以来の総観客動員数が356万4000人に達した。

 稔はこの日、公演に続いてサヨナラショーを行い、手形モニュメントの型取りをしたあと、黒エンビ姿から黒紋付きに緑の袴に着替え、約7000人のファンに見送られて宝塚ファミリーランド内をパレード。

 「晴れやかな気持ちで、充実感でいっぱいです。明日から新たな気持ちで人生に向かい合っていきます」と、さわやかに語った。

 なお、稔と同時に、娘役トップの星奈優里さんはじめ朋舞花さん、久城彬さんら計7人が退団した。


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